昨晩は注文しておいたケンペのブル8を受け取りに

久しぶりに”塔盤”新宿店に行きました。注文品を

受け取った後、クラシックコーナーを徘徊しましたが

衝動買いをしたくなるような商品が見当たらず、、、


収穫も無いまま試聴コーナーでハイブリッドSACD盤の

フルヴェン、トリスタンとイゾルデを聴きました。

今、冷静に考えるとあの試聴機はSACDなのかCDなのか

判らないのですが(多分、CD) 予想以上の聴き易い音

でした。


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と言う事で、フルトヴェングラーのワーグナーが気になり

帰宅後、先日購入したワルキューレを聴きました。



こたの音楽三昧

暑い中でワルキューレなどと言う重苦しい音楽にはなかなか

入り込めなかったのですが、次第に演奏の素晴らしさに魅了され

一気に一幕を聴いてしまいました。特に一幕の後半の盛り上がりは

こちらも興奮させられます。でもさすがに二幕を聴く気にはなれず。


モノラルでも気にならないなあと思いながら、、、、、 


こたの音楽三昧
他の録音がどうなのだろうと思い、タンホイザー序曲も

聴きました。これもとても聴き易い。

果たしてこれはSACDのせいなのか??


通常のCDではどうなるか興味がわきボックスセットを

取り出しました。


こたの音楽三昧

本当はタンホイザー序曲を聴いてみたかったのですが

このボックスには収録されていない事に気づきました

(購入後、あまり聴いていないので気付かなかった、、、)。


じゃあと言う事でR.シュトラウスの入った1枚を聴きました。

ドン・フアン、ティル、死と変容です。取り敢えず最初だけでもと

思って聴き始めたらすっかり演奏の魅力にとりこまれて

あっという間に3曲聴いてしまいました。ティルは前の晩に

ヤンソンスの素晴らしい録音を聴いたばかりです。

それに比べると打楽器群の音など録音に限界がある事が

判るのですが、十分迫力もあって演奏としては全く問題無し。

このCDは三曲だけだと思っていたので、「死と変容」が終わり

余韻を楽しんでいると続いてフルトヴェングラー作曲の協奏的

交響曲(?)の二楽章と言う曲が始まりました。ちょっと驚きましたが

ゆったりした曲でなかなか親しみやすい曲でなかなか良かった。


ワルキューレ1幕、タンホイザー序曲、R.シュトラウス3曲、

フルヴェン自作と長時間、フルヴェンの音楽に浸りましたが

本当に充実した夜を過ごせました。


フルトヴェングラーの録音はSACDを買い直さなくてもCDで

十分楽しめるような気もしています。SACDも欲しいけれど、、、

それからRIAS録音のLPは購入しません。高額なのと

モノのカートリッジを持っていないので → 自制中(笑)


昨日買ったケンペのブル8を聴くのはいつになるやら(恥)