あさひださんからご紹介いただいた山響の
さくらんぼコンサート、行ってきました。
結論から言うととても良い演奏会で大満足で
帰宅しました。オケの皆さんが一生懸命
演奏されるのを聴けるのは本当に素晴らしい
事だと改めて認識しました。
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モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620 序曲
飯森範親 (音楽監督・指揮者 )
東京オペラシティホール ====================================
演奏会に先立って飯森さんのプレトークが ありました。 モーツアルトをオリジナル楽器の レプリカで全曲演奏を8年前からやっているとの 事で金管楽器の現代の楽器とレプリカの響きの 違いを実演をして見せてくれました。NHK女子アナの 青山さんが来ていたのでステージに呼んで 飛び入りで(?)トークを始めるなど山形観光大使は 頑張っていました。
ピリオド楽器の演奏形態による魔笛序曲。歯切れも ハーモニーも良くて好調な出だしでした。2曲目の プロコの1番はウゴルスキと言う1989年ロシア生まれの 若手の独奏。2009年に都響と演奏したことがあると言う ヒョロッとした青年。叙情的な部分が得意な様子。 十分な技巧を持っていますがオケに比べて音量で 負けるところあり。飯森先生、そんなに頑張らないでよっと 言いたくなりましたが大好きなプロコフィエフと言うこともあり 楽しめました。アンコールはバッハ、無伴奏パルティータ2番 からサラバンド。ビブラートを抑えた演奏。”草食系”男子を 思い浮かべました。この曲は最近アンコールで良く聴きますが 庄司さんで聴いたときは遙かに”肉食系”でした。
休憩後に演奏されたチャイコの5番。Vnが各4プルト、Vla, チェロが3プルトだったので金管群に比べてバランス的に 大変だったと思いました。たっぷりとした響きを感じさせてくれる 大人数の弦楽器群が欲しくなりました。私にとっては1楽章など もっと泣き節が入って欲しく感じるところもありましたが、 気持ちのこもった熱演で4楽章の終了と共に大きな拍手と ブラボーが出たのは納得できました。盛大な拍手の後、 飯森さんが黄色のはっぴ姿に着替えて、大震災から立ち直る と言うコメントの後、普段やらないというアンコールを演奏して くれました。曲目はグリンカのルスランとリュドミュラ序曲。 これも速いテンポで一気呵成に演奏し終わると一段と 会場は盛り上がりました。私もその中の一人として一生懸命 拍手をしていました。 開演前に会場で笹餅と久じら餅を買いました。残念ながら 抽選のサクランボは当たりませんでしたが、夢工房のラスク・ フランスとでん六豆をおみやげに頂き一段と山響が好きになりました。 11月には品川でラ・フランス・コンサートがあるよと飯森さんに 告げられましたのでこれも行くつもりです。
そう言えば、私の家内は山形(小国町)の生まれだったのです。 家内の生まれた山形と山響が今日会場に行くまで全く 結びつきませんでした(笑)
家に帰ったら家内の実家からサクランボが届いていました。 本当のサクランボ祭りになりました。
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