購入したまま封も切らずに置いてあったCDを昨晩
初めて聴きました。皆さん言われていますがオケのメンバーが
かなり大人数のような。ジャケットのメンバー表をみても
管楽器、打楽器がすごい人数です。全員が演奏している訳は
無いと思いますが大所帯のオケ。
春の祭典の演奏は素直でリズム感の良い演奏と言うのが
曲を聴いた印象です。録音も素晴らしいし聴いていて心地よい。
でも、もう少し曲の凄味を感じさせて欲しいです。昔、超難曲と
言われていた時代の演奏にこちらの耳がなじんでいるので
サラサラっと進んでしまう演奏をモノ足りなく感じるのだと
思います。2曲目の”マヤの夜”は聴きとおせませんでした(涙)
と言う事で昨晩は良いきっかけがつかめず(笑)
先週の佐渡さんのコンサート放送の後半にBphの歴史番組が
再放送されましたが、そこで流れていたフルトヴェングラーの
ブラ4が何故か頭に残っていたのでこれを聴きました。
しばらく前に購入した全集版に含まれるCDです。
私もフルトヴェングラー世代にかかっていたと思うのですが、
何故かバイロイトの第九以外には縁のなかったのでブラームスの
4番もきちんと聴くのは初めてと言って良いと思います。
思ったよりも録音状態が良く聴き易い演奏でしたが、ところどころ
スタイルの古さを感じてしまいました。でも、眠くない時にもう一度
聴いてみたいと思っています。2曲目の”コリオラン"序曲は
眠気を覚ますような名演だったと思いました。”コリオラン"序曲と
言うと添え物的なイメージを持っていましたが大間違い、
名曲でした。
この全集を聴く事が途中で挫折していますが昨夜の体験から
”トリスタン、、"を聴いてみたい欲望が高まっています(笑)