今朝、Bsでジョナサン・ノットとN響の定期演奏会ライブで
ショスタコーヴィチの交響曲第15番を見ました。前半の曲が
終了した時点で目覚めたので非常によいタイミング。
ジョナサン・ノットと言う人を初めて見ましたが、イギリス人指揮者
だけあって(?)非常に紳士的な人にみえました。演奏も非常に
良かった。温和しめの演奏だと思いますがN響トップ達のソロも
うまかったし演奏終了後の観客の喝采も良かった。こういう演奏会に
立ち会えると良いですね。
ショスタコーヴィチの交響曲第15番はムラヴィンスキーで初めて
聴きましたが、良くわからなかった記憶があります。録音が良ければと
期待して買ったのがゲルギエフ、マイインスキー組み合わせ。
夜になって改めてCDを取り出して聴きました(前半の1番はスキップ)。
出だしからパリッと下演奏で例ののウィリアム・テルのテーマを中心に
展開される部分がとてもダイナミックで終盤の盛り上がりは素晴らしい。
2,3楽章もオケの素晴らしいサウンドを聴いているうちに終楽章へ。
パッサカリアの主題を大音響で爆発するインパクトの後、最終場面の
終わり方の見事さなど全曲が短く感じられる充実した演奏でした。
実は今日の午後はベルグの「ルル」に挑戦したのです。
日本語字幕付きのDVDで。出だしは面白く聴いていたのですが
2幕終了時が夕食のタイミングになったことを格好の理由にして
止めました。挫折です。ヴォッツェックに慣れてきたので
こちらも挑戦したのですがこの種の音楽は楽しめないと言うのが
本音です。この曲でもやもやした気分がショスタコの15番で
すっきりしました。
ショスタコの後は超有名曲でチャイコのPコンと何と不得手な
4番ですがこの感想は明日にします。