ブラームス:ヴァイオリン協奏曲。オイストラフ、クレンペラーで
初めて聴いて好きになり、いつの間にか沢山のLPやCDが
集まってしまった。そんな中でいつの間にかラックの肥やし状態に
なっていたパールマンとジュリーニ、シカゴの演奏。
しばらく前から気になっていたCDを今夜取り出して聴いた。
やっぱりこれは名演です。自分のイメージにぴったり。
ジュリーニのロマンチックな出だしで盛り上がりパールマンの
登場。テンポルパート、ポルタメント、すすり泣き、、、、
ヴァイオリン芸術の極致だと思います。音も美しいし。
この演奏に比べると最近の演奏は考えてひねりすぎだと
思えてなりません。ヴァイオリンはこれで良いのです。
でも、こういう意見は少数派なのでしょう。いつの間にか
パールマンの名前は聞かなくなりました。CDが再発に
なっても準推薦が良いところ。でも、私には最高のヴァイオリニスト
だと改めて感じました。昨年も日本で演奏会をやったはず。
自分は行かなかったけど。