ピアノ協奏曲と言う分野はとても好きな分野。
ピアノの響きとオケの響きが溶けあったり対抗したり
サウンドそのものを楽しむ事も多い。ベートーベンとか
ブラームスとかドイツ系の作曲家の協奏曲も好きだが
チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフの3人の
ロシア系作曲家によるピアノ協奏曲がもっと好き。
とは言ってもチャイコは1番、ラフは2,3番、プロコは
2番と好みがはっきりしている。
これはプロコフィエフの2番と3番。2番を知ったのは比較的最近
でユンディ・リと小澤 BPHのTV番組を見てから。ユンディ、
アシュケナージの後、キーシンのCDを手に入れたがこれが
なかなか良い。昨晩も聴き、今朝もまた聴いてしまった。
キーシンの落ち着いたピアノの響きにすっかり圧倒される。
アシュケナージも好きだがキーシンの方が音がもっと良いのも
好きな理由かもしれない。ユンディは無機的であまり好きではない
(前にも書いたかも、、、)
ラフマニノフの2番はグリモー、アバドのDVDが大好きでこれを
取り出して聴く機会が多い。3番はホロヴィッツの演奏は好きだが
ベルマン、アバドのCDでベルマンのピアノがガンガン攻める演奏が
良い。あまり評判が良くないがオケを放っておいてピアノがガンガン
なるとそれだけで精神衛生上良くなる。
チャイコの1番はリヒテル・カラヤンが原点だったが最近は
アルゲリッチ、ポコレリッチなどいろいろ浮気をしている。
最近は聴く機会が減っている。
プロコフィエフと言えば5番が好き。これを聴いて
ピアノ協奏曲に流れるのが一定の手順と言う事が
多い。
最近は聴く曲が限られてきている。