こたの音楽三昧

しばらく忘れていたが、ブログのコメントを頂いたことから

思い出しして聴いた。出だしはオケと距離感を計りながらと

言うように感じられオケ自体にも怪しげなところがあるように

思えたが2楽章以降が抜群の名演。何回聴いても夢中に

なって聴いているうちに終わってしまう。やはりずば抜けた

演奏の記録だと思う。4楽章が非常に早いのでのファゴットが

落ち気味。タッチアウトかセーフか微妙。



こたの音楽三昧

クライバーの素晴らしい名演の後で聴いたのがコンヴィチュニーと

ゲバントハウス管のブルックナーの5番(ノヴァーク版)。1958年

6月20日から22日にかけて4番、7番と共に録音したとの記載あり。

かなり前に格安中古で入手したLP。何故、今夜、クライバーの後で

苦手としているブルックナーの5番を聴きたいと思ったのかは自分でも

不思議。古色蒼然と言うイメージと全く違って健康的、男性的な演奏。

1楽章が苦手でこの演奏でもトランペットがバンバンなってうるさく感じて

ようやく1楽章を聴き終えたと言うのが正直な感想。せっかく聴き始めた

のだからと2楽章に続いたがここからすーっと演奏に引き込まれ

大満足で4楽章まで聴き通した。ライブ録音では無いので何故このような

事になったのか自分でも判らないが結果としては良い演奏だと思う。

音も時代を感じさせないが金管の高音部がチョットうるさく感じられた。