スーパー・アナログディスクシリーズの一枚を聴く。
古い録音とは言えないくらい味わいのある音で演奏を堪能した。
間違ってB面から聞いたので1幕3場の”イゾルデの物語と呪い”
から始まってしまった。歌手はもちろんニルソンだがブランゲーネで
付き合っているグレース・ホフマンも負けていない。
B面が終了してA面に戻る。この前奏曲と愛の死は数え切れないくらい
いろいろな媒体で聴いているがこの演奏が最高だと思う。ウィーンフィルも
乗っているしすごい。ボスコフスキーがコンマスをやっているような
画面を想像してしまった。それにしてもニルソンの歌は年齢を感じさせない
若い女性を思わせる歌唱だと思う。