昨晩はすっかり疲れて帰ったのにもかかわらず耳直しと
言う気持ちでLPに手を出してしまった。
最初はショルティ/ウィーンフィルの英雄。LPを聴くように
なった中学生のころに親に買ってもらったレコードの一枚で
懐かしい演奏。最近復刻版を中古で入手していた。
切れ味のある元気な演奏だと記憶していたが昨夜聴くと
とても正統的でまっとうな演奏に聴こえた。悪く言えば
何の特徴も無いとも言えるが安心して聴き終えた。
古い録音にもかかわらず音に古さを感じさせない録音
だった。時代の移り変わりを実感させられた演奏だった。
英雄を聴き終わったときは23:30頃だったがこれで
止まらずバルトークのディベルティメントをバルシャイの
レコードを取り出して聴く。
全く、脈略は無いがレコード棚をあさっているときに目に
付いたレコード。最近、ハーディング、ベルリンフィルを
デジタルコンサートホールで聴いたが、これに比べて
おっとりした演奏。セット録音で丁寧に作成している事が
感じられてうれしくなる。
この曲は好きな曲だが聴き始めると飽きることも多い。
昨夜は飽きずに最後まで聴き終える。さすがに深夜零時を
回ったので裏面を諦めて就寝。