先日購入したラトルのロシアンナイトDVDを見る。昨日は

体の調子が良くなくて前半のピアノ協奏曲までで今日改めて

後半の春の祭典を見た。


ブロフマンの独奏のラフマニノフ:P協奏曲3番は素晴らしい限り。

ブロフマンはよほどこの曲を得意にしているのだろう。ゲルギエフ

ウィーンフィルの日本公演でも素晴らしい演奏をしていた。

何が素晴らしいかと言うと曲に合わせて音が無制限に大きくなったり

小さくなったり自由自在と感じられるから。演奏を終了したとの

観客の熱狂ぶりが実感できた。


今日改めて春の祭典を聴く。途中から雨が降り出したのか観客が

雨の中で立って見ているのはびっくりした。雨の音か何かで冒頭が

雑音あり。そのためか最初のファゴットは長めのイントロだった。

春の祭典も良かったがアンコールの胡桃割り人形からの一曲は

絶品で春の祭典の後にこのような曲を聴かされるともう口もきけなくなる

くらい。ペアの観客が幸せそうに過ごしていてこちらも胸が熱くなった。

その後に定番のベルリンの曲をやっていた。ベルリンフィルを

こんなに気楽に聴ける環境は羨ましい。樫村大進がコンマスサブの

位置で頑張っているのを見れたのも嬉しかった。