月曜に購入したミケランジェリの新盤。バレンボイムと組んだシューマンの
ピアノ協奏曲とドビュッシーの映像。
協奏曲は遙か昔FMでミケランジェリで同じ曲を聴いた記憶があるが
早めのテンポで固めのピアノの音と言う印象を持っていたので
今回の演奏がゆっくり始まったのにはアレッと言う印象を持った。
全体にピアノの音が響きすぎるように感じたが聴いているうちになれて
ミケランジェリとボレンボイムの本気の演奏に聴き入った。演奏が
終わるとブラボーの連呼だが当日の聴衆の気持ちがわかるような気がする。
そのまま、ドビュッシーに入っていったが、ジャケットを良く見なかったので
管弦楽版だと勝手に思っていたのでミケランジェリのピアノが始まったのは
いささか面食らった。音の響きが整理され研ぎ澄まされた何とも言えない
演奏で聴いていて幸せな気持ちで満たされた。ミケランジェリ夫人に
感謝です。