中古ＣＤ，レコード店に立ち寄るたびに重量盤のＬＰを
覗くのが楽しみ。
先日はグラモフォンのオリジナルアナログ名盤と言うシリーズを
見つけケンプの皇帝、シュナイダーハンのベートーベンの協奏曲を
購入。解説を見ると例のＯｒｉｇｉｎａｌｓをＬＰにしたものだそうだ。
長いことレコードやＣＤを聴いているがケンプの皇帝は初めて。
あまりに有名だったが我々世代はバックハウスかケンプという
図式になっていて自分がバックハウス派だっただけ。と言っても
両者を聞き比べたのではなく名盤選集などの書物を見て勝手に
バックハウス派になっただけ。今回初めて聴いたが味のある
演奏ですっかり好きになった。最近の味の薄い演奏とは異なる
個性的な演奏。また、聞き直したい。
シュナイダーハンもレコード、ＣＤも持っているが今回が一番集中
して音楽に入り込んだような気がする。バイオリンの艶やかさが
堪らない。
中古レコードは当たり外れが大きく結構外れるが今回は成功。
同じ時にミュンヒンガーのアルビノー二を買ったが演奏がイマイチ。
これは外れ。