深夜に放映されたデーヴィスのモツレクを見た。



レクイエム ( 死者のためのミサ曲 ) K.626    ( モーツァルト作曲 )


ソプラノ : ウーテ・ゼルビヒ
アルト : ベルナルダ・フィンク
テノール : スティーヴ・デーヴィスリム
バス : アラステア・マイルス
合 唱 : ドレスデン国立歌劇場合唱団
管弦楽 : ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
指 揮 : コリン・デーヴィス

[ 収録: 2004年2月14日, ドレスデン国立歌劇場 (ゼンパー・オペラ・ハウス) ]


歌手と指揮者が登場して、拍手もなく始まる。やはりレクイエムは拍手など

ない方が良いのか。この演奏は 第二次世界大戦末期の45年2月、英米軍の

ドレスデン空襲で失った多くの犠牲者へ贈られた祈念コンサートの模様を収録との

事だったがデーヴィスの気合いの入った演奏は興味深かった。きちんとスコアを

見ながら合唱団にも的確な指示を出していた。ソプラノとアルトが入れ替わって

立っていたのにアレッと言う感じがしたが全体として良い演奏だったと思う。

合唱団の歌詞がきちんと聞こえていたのが良かった。