3)モーツアルト:Vn協奏曲 5番&3番 ムター/カラヤン (”カラヤンLP名盤”)


  食後は”カラヤンLP名盤”からムターと組んだモーツアルトのVn協奏曲を聴く。

  これも何となくの選択。リヒテルとのチャイコがあったような気がしたがこのシリーズ

  には無いことがわかったのでムターを代わりに選んだ形。

  ムターのバイオリンの素晴らしさに聞き惚れる。B面の5番から初めて3番を一気に

  聴いてしまう。この頃のムターは素晴らしい。それをきちんと録音しているDGGの

  技術に感謝。特に両曲カデンツァには引き込まれてしまった。


4)ハイドン:交響曲104番 ロンドン カラヤン/ウィーンフィル


  カラヤンばかり並ぶが意図的ではなく”ロンドン”を聴きたくて探したらカラヤンが

  二種類出てきた。ロンドンのウィーンフィル盤とEMIのベルリンフィル盤。前者は

  1000円で発売されていた国内版。こちらを選んで聴いたが古楽器演奏が知られない

  頃の演奏。何の迷いもなく大編成で風格を持った堂々たる演奏だった。音も意外に

  良い。先日のボグウッドも良いけれど個人的にはこちらの方が好き。


5) ラフマニノフ:P協奏曲3番 ベルマン/アバド


  もっと聴きたくなりレコードキャビを探しているときに偶然見つけたLP。ラフマニノフ:

  P協奏曲3番はいつもはホロヴィッツのDVDやCDを聴いているのでベルマンは

  本当に久しぶり。ホロヴィッツに比べるとあっさりしているなあ(悪く言えば一本調子)

  などと思っていたがこれはこれで素晴らしい演奏。特に3楽章の最後の部分の

  盛り上がりは素晴らしく思わず立ち上がってブラヴォーを叫びたくなるような演奏。



まだまだいろいろ聴きたかったがキリがないので今日はここまでで止めた。

疲れるけれどどれも素晴らしいので止められない。 大満足!!