私が感じた正直な感想です。
今まで観たライゾマの演出の中でも一番美しいと感じました。素晴らしい。

フロアーが疑似立体的にボコボコ浮き上がったり、光る網戸を掲げて動いたり、光の羽とスカートを広げたりしてきたPerfumeですが、今日の演出が私的に一番美しいと思った。



青みがかった暗闇にうっすらと浮かび上がる三人の姿がとても幻想的で、既に美しい…。



まるで光が自分の意志を持っているかの様に、三人と戯れながら空間を滑る感じは…何と言ったらいいのか…とても奇麗です。

Perfumeの動きに完全に連動して動いているのが分かります。



Perfumeが空気を“押す”とその分だけ光が避ける。Perfumeが引くとその分だけ光が近付く。Perfumeと光の見事な【ロンド】 見ていて溜息が出る程奇麗なシンクロです。



降り注ぐ青いオーロラ。Perfumeがその青いオーロラを手に取って身に纏い、今にも天に昇ってしまうかの様な素敵なシーンでした。



かと思いきや、光のオーロラは一変して松葉が降り注ぐ様な形に変貌を遂げ、Perfumeの頭上からはらはらと降り注ぎます。

なんでしょう?私には光の落ち葉の様に見えて、テクノロジーの中に風情を感じてしまいました。



そしてフィニッシュ。ああ。素晴らしい。奇麗だし美しい。それに未現未来の楽曲のテンポも加わって、時に切なさも感じられる文句なしの映像コラボレーションだと私は高評価致します。

やはりPerfumeの動きと完全に反応していると、テクノロジーの“擬人化”というのか、単なるレーザーの光の筈なのに生きているのでは?と勘違いする位の暖かさを感じてしまいました。

これは…これはアルバムの【天空】という楽曲にも絡んできそうですね。
本当にTOURが楽しみになってきたぞ♪