末日聖徒イエス・キリスト教会の会員、
既婚、子持ち、家族に支えられて
働きながら7年で税理士になりました
ブログを読んで下さりありがとうごさいます。
前回の続きですが、勉強法の計算編です
役に立った勉強法
■別の資格学校の問題集も解く
⇒当然ながら、問題集は多く解いた方がいいと思います。アウトプット+弱点探しのために。
私は通信講座を受けていましたが、仮にこの受講している資格学校をT社としますと、別のO社が発行している問題集を購入して解くということです。
もちろん、自身の受講しているT社で出している練習問題やトレーニング・予想問題等を解いた上の+αとしてです。
2つ理由があります
①受講している人達との競争に巻き込まれる
仮定ですが、同じ資格学校で同じカリキュラムを学び、同じことを覚えたとすると、その資格学校の生徒は同じレベルになり、合格を競うときにはその差は僅差になると思います。特に資格学校は合格点を取るための最適な学習法を推奨するため、ある種、税理士試験は資格学校同士の競争のようにさえ感じます。同じレベルから一歩でも二歩でも先に行くために他の人よりもプラスで何かをしなくてはいけないと思ったためでした。
②異なる問題形式・出題に対応する
資格学校によっては出題形式や問題の教え方が当然異なります。(それが各社のウリでもあります)税理士試験の出題者もそのような資格学校の問題を確認していると聞いたことがあります。目を通しているということですね。それであれば、T社で扱っていない内容がO社で扱われていて、それが出題される可能性は大いにありえます。税理士試験の解答速報でよく見かけるのは、「今年の出題は〜社の模擬テストがそのまま出た」というものです。重要視しているところ、予想が異なることによる典型かと思います。少しでも合格の可能性を上げるために取り組んでいたところもあります。
(補足)
新品である必要はあまりなくて、簿記論や財務諸表論はあまり改正が行われないため、私は直近2〜3年の中古の本で安く済ませていました。結局、同じような問題が出題されるので。そうでないと資格学校も成り立たないです。
■弱点探し
⇒これはやっている方も多いので改めてみたいなところもありますが、テストを受けたらそれで終わりにさせないということです。
私は弱点ノートを作成して間違えた箇所を、どうして間違えたのか、どのように考えればいいのかを書き留めていました。繰り返し間違えてしまう論点なのか、注意が必要なケアレスミスなのか、論点が理解できていないのか。よく分析していました。問題集や過去問ですとよく合格点はこれくらいと書いてあったりしますが、一喜一憂せずに取り組むことが大切でした。
役に立たなかった勉強法
■計算式を丸暗記
⇒簿記や税法は暗記モノと言われますが、それは否定しません。ある程度暗記が必要です。科目名や計算式、税法の条文。
しかし、大抵の場合には計算問題においては問題への慣れ、問題への理解が必要になります。計算式にはしっかりとした理由があります。それを理解した上で問題に取り組む必要があります。特に問題文はテキストと異なる言い回しを使っている場合があり、読解が必要になりますので、丸暗記だけでは解けないことがままあります。
■手を動かさない勉強
⇒理論の場合と同じですが、テキストを見るだけでは計算は特に成長しないと感じました。問題を解くこと、解法を考えることで慣れていき、すぐに仕訳が出てきたり、解法へのプロセスが速くなります。当たり前のことを当たり前に書きますと、簿記論・財務諸表論・住民税法にあっては、同じ問題を繰り返し解くことは無駄にならないと感じました。傾斜配点方式ですから、多くの問題集に出てくる問題は絶対に外せない問題です。特殊論点を覚える前に自信を持って解ける問題を増やすことが大切だと感じました。
少し書き過ぎたので計算編は次回に続けたいと思います
本日もご覧下さり、ありがとうございました。お役に立ったのであれば幸いです。