その昔、ピアノを習っていました。
小3くらいまで。

楽しいと思う前にやめてしまったのだけど、中学生になる頃には「弾けるって素晴らしいな。もったいなかったな。」と思うようになりました。

ちょっと後悔しながら成長してきた分、娘には自然に音楽のある人生を歩んでもらいたいと思い、小さかった娘に意思を確認して親が付き添うタイプの音楽教室に通い始めました。

その頃の私は楽譜もヘ音記号はドレミを数えないと読めないようなレベル。
でも、小さい子供に分かるように優しく教えてくれるので、通っているうちにだんだん分かってきました。

小学生になって付き添いはなくなったのですが、

「娘の弾く曲を全部弾けるようになっていけば10年くらいしたら結構ポロンポロン弾けるんじゃないのか?」

と目論んで、一曲一曲、マスターしてきています。

のんびりな娘のペースが、私にも合っている。

この目論みは、一応先生にもお伝え済み。先生苦笑い。

11月末に娘のピアノの発表会があり、ひと月程前に幾つかの候補の中から「真夜中の火祭」という曲を選んできました。

発表会では男の子が選びそうな、かっこいい曲。そしてテンポが早い。

最初に聴いた第一印象は「こんなん弾けん。」と思ったのですが(たいがいどの曲もそのように思う)、毎日触ってるうちにお互い形になってきましたよ。

私の中では、長~い年月をかけてのんびり上手になればいいかな。

そんな、ピアノのある老後にしたい。












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