【 育児書よりも大切なもの 】 | 岡山市中区『心と繋がるセラピー』子育て相談、インナーチャイルド療法 / フリースクール『みんなの家』

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そのような思いで立ち上げました。

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子育て中の方へ 

これから子育てをされる方へ

【 育児書よりも大切なもの 】

子育てには、正解も不正解もなく、
育児書通りになるものでもありません。

初めてのことだらけで、
戸惑いや焦りを感じることも、
多いと思います。

*

人が親になり、
子育ての指針、基準にしているものは、

それは

『自分が育った家庭環境』

参考にしています。


子どもを産み育てる大変さを知り、
親に対して、感謝の気持ちで、
胸がいっぱいになることもあるでしょう。

親に対しての感謝を感じるのは、
とても大切なことだけど、

『私があんなに反抗してたから、叩いてでも教えてくれようとした』
『私がワガママだったから、親に苦労をかけた』

そういう風に、
自虐的に親を美化しすぎないこと』も大切です。


自分が育った家庭環境において、

『親にされたことで嫌だったこと』
『親がしてくれて嬉しかったこと』

それらを客観的に、
整理しておくことが重要です。


何故なら、
ここが盲目的になっていると、

子どもに対しても、
無意識に同じことを繰り返してしまうから。


『自分がされて嫌だったこと』に気付き、
客観的に理解するのは、

親を悪く言うことではないのです。


親を非難するためではなく、

『子どもに同じことをしないため』なのです。


体罰を受けて育った世代は、

「私が未熟だったから、正しさを教えてもらうには必要なことだった」

大人になって、そう振り返ります。

そして、体罰を肯定的に理解します。


しかし、
本当はどう感じていたのでしょうか?

本当は、叩かれることが嫌で、
怖くて怖くてたまらなかったのではないでしょうか。


このように
『大人になって解釈した考え』ではなく、

当時『私が感じていたこと』を
客観的に理解することが

自分がされて嫌だったことを
子どもにしないために

とてもとても重要だと、思います。