ベトナムサッカーを強くしたい!!

ということで今回は、研究テーマを探しにいく目的でちょっと書いてみようと思います。


まずベトナムの前に、サッカーが強くなった国といえば筆頭がベルギーですね。2015年にFIFAランキング首位に立つまで、ものすごいスピードで急速に成長したサッカーベルギー代表。

そこには大きく3つの取り組みがありました。

・オランダの力を借りて北部を発展

・フランスの力を借りて南部を発展

・最後の仕上げとして、協会マネジメント改革

つまりは、北部と南部それぞれ他国の力を借りて発展させた後、分裂していた協会を融合させた、というわけです。


こちらの日経新聞の記事が参考になります。



そしてベトナム。こちらの論文が参考になるのですが、

https://www.i-repository.net/contents/outemon/ir/402/402210307.pdf


詰まるところハノイの地域日系クラブでの調査結果、ベトナムサッカークラブの育成年代選手はサッカーに対する興味があって、今後日本人サッカー指導者などが設立したクラブによってベトナムサッカーが発展していくのではないか、ということです。。


まさに外資の力を借りて発展したベルギーと似たような形ですね。


そこで注目したいのがビンズン新都市です。ホーチミンから車で北に2時間ほど、ベトナム南部のビンズン省は日本の東急が都市開発に携わっている地域です。

こちらは川崎フロンターレが主催して少年サッカー大会を開催するなど日本の力を借りたベトナムサッカーの振興が伺えます。



この都市や大会がどのように現地のサッカー振興に役立っているのかを調べてみるのも面白いかもしれませんね。


そしてベトナムではまだ南北分裂の流れがあります。


Vui lòng cho, một tách trà.


これはDuolingoで勉強した、「A cup of tea, please」という文章なのですが、これを現地で発音した結果ベトナム南部のお店でものすごく睨まれました。ということでベトナム現地学生に聞いてみたんですよ、この表現何か間違っているの?と。

結果、こう帰ってきました。

それは北部の方言で、僕はちょっと政治的な理由で嫌いだ、と。

正解は、Vui lòng cho, một cốc tra

だそうですが。これがサッカーの発展の妨げになっている(なっていた)かは、もう一度考察が必要ですね。


少なくとも近年、ベトナムサッカーのレベルが上がっていることは間違い無いです。FIFAランクも130位程度だったのが最近では100位を切ることもあるような位置につけています。


・ベトナムサッカーの発展を妨げているのにはどのような要因があるのか

・ベトナムサッカーに日本はどのような影響を与えているのか

また、ベトナムに一番多い外資系企業は実は韓国系企業なので、そことの比較も必要になるかもしれません。

・なぜベトナムサッカーはここまで発展したのか。この先も発展を続けるために必要なことは何か


こんな感じで考察していけるかもしれません。こんな感じでテーマを絞っていきたいなと思います。


それでは今回はこの辺で👋