ということで、先日事後授業が終了して僕のベトナム旅は特に大きな波乱もなく、呆気なく終了したのでした。せっかくだし現地で学んだもの、感じたものを文字に起こしておこうと思います。永久保存版です。

 

 

 JICA

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バイクの恐ろしさは全員が感じた通り。交通ルールの徹底がし切れないほどの今の交通量を考えると、まずはバイクを減らす、その上である程度の交通規制を行なっていく必要があるだろうと思いました。
そうなればやはり早いところ地下鉄などの交通状況に左右されない公共交通機関の登場が必須だし、何よりも地球温暖化対策、環境問題への対策にもなっていく。JICAの方はその上で具体的な規制が必要と言ってたけど、それが現実的に可能なのか、少し疑問。

もはやバイクが人々の生活に根付きすぎたのは、急速すぎた発展の代償とも言えるかもしれません

 
戦争博物館/クチトンネル

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戦争や歴史にアプローチしたいというのは今回の参加目的の大きなひとつだったから、叶ってよかった。
枯葉剤の恐ろしさはさることながら、現代でも終わっていないその影響がいかに大きなものか、本当に思い知りました。
その中でも豊かな文化を創出し続けるクチの人々の強さは、現代に生きる人々が強く生き続けている礎にもなっているのではと感じました。

改めて、平和について考え続けたい。

 
ドンズー日本語学校

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今考えれば、ドンズーって東遊運動のことか。
お金のことを考えずに未来のために世界で勝負できるという日本語教師の方々の心意気は本当に格好いいなと。日本を夢見るベトナム人学生のパワーはこっちも勉強や普段の生活に対しても見習うものがありました。

印象的だったのは50歳を超えて一念発起してベトナムへわたり日本語学校の教師になった方々の存在

幾つになってもこんなチャレンジができるというのは、やはり自分もまずは夢を追いかけていけば良いという励みになりました。

 

 
Pagoda(孤児院)

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仏教寺院に併設された孤児院。

子どもたちが親切で明るかったのが何よりも印象的だった。(トイレの場所聞いたら普通に笑顔で案内してくれた)
仏教の利他主義が行き届いた教育がもたらしているものが社会の役に立っている偉大さと、寄付が集まる現地のパワーに心打たれました。

こういう寄付が身を結んで最終的に彼らが自分たちの力で生きていけるようになり社会に還元できるようになれば、マイナスはプラスになり、社会にとっても必要とされる存在となる。

こういう取り組みを絶やさないことが大事。

 
G-CoCoRo

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知的障がい者サポート施設。商品の質が本当に高くて、普通に売れるのではないかと感じました。障がい者の方のサポートを行なっていくことは、障がい者だけでなく社会全体にとって利益になるし、いつかサポートなしに社会の歯車の一部として貢献していけるような環境が広がっていくといいなと思います。

今マイナスだからって未来でマイナスとは限らないってこと。

 

 
イオンモール

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イオンが行うベトナム展開は、希望に溢れた物凄い施策だと思いました。企業の成長と日本・ベトナムの融合、外資が国に入っていくことで逆輸入の流れも生まれて日本全体にとっても利益になっていくことが感じました。丸亀製麺美味かった。

写真はホーチミンの街で見かけたミニストップです。

 
ビンズン新都市 

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BECAMEX TOKYUの大規模新都市プロジェクトを見学することで、改めてマネジメントの大切さ・難しさを実感することができました。また企業利益と環境対策を両立させていくこと、それに政府の援助も入って企業戦略のひとつとなりうること、地球全体を前に進めながら日本企業を世界に広げていくこと、全部が組み合わさらないとここまでの大都市プロジェクトは不可能なんだろうなと感じました。自分自身が進む道も、ここで確信に変わりました。

 

 オムロンヘルスケア


こちらでは逆に商業主義の難しさを感じました。現地の人々にとって優良な雇用主でありながら、結局は人件費の安さといつかはICTの発展により削減していかなければならない難しさもある、一方でその商業主義を人々の健康に世界規模で活かしていく。ここに難しさと面白さを感じました。

安く済む人件費をICTにより削っていく、そこにベトナム展開の価値をどのように見出すのか。今後が非常に楽しみです。

 
HUFLIT

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現地学生との出会い。語りたいことはいっぱいあるけど教育改革やSDGsを社会に反映させていくことの難しさを実感しました。しかし日本語を学ぶエネルギーに、やはり外国語学習のモチベーションを学びました。せっかく行くのだからと思って1ヶ月ベトナム語を学習してよかったなと思う一方もっとたくさんやればよかったという後悔もあって、次もし非英語圏に行くのであれば、もっとたくさん勉強していこうという決意も固まりました。
夢を語れたのも大きかったな。必ず上を目指し続けます。

あと日本文化はすごい、BLがしっかり社会に根付いてやがった。笑

 
サッカー観戦

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ホーチミンシティFCの試合を観戦
まずベトナムでサッカーが興行として成立していることに驚くとともに、応援の熱量(物理)と普段は感じないエネルギーを感じました。
治安は気になったけどタクシーも使いやすかったし、技能実習生がベトナムに帰って活躍していること、そして何より現地の観戦におとづれた方と交流できたことがよかったです。

ただやっぱりレベルの高さでいうとまだまだなので、これをどう上げていくか。マジで卒論に活かしたい。

 

以上、ベトナムで感じたものをまとめました。誰かの何かの参考にしたいというよりは、自分が感じたものを記録しておきたくて本日のブログを作成しました。

明日へ、未来へ、このエネルギーを絶やさず今後も世界への憧れを捨てないまま生活していきたいと思います。

 

それでは。