こんにちは。アラタです✌️

 

今回は、大学生へ向けてのメッセージとなります。その中でも、第一志望に合格できず現在複雑な思いを抱えたまま大学へ進学している方へ届けたいと思います。

テーマは「学歴コンプレックス」を解消する方法です。

学歴コンプレックスなる言葉は聞いたことがあると思います。自分の受験結果に納得がいかないまま大学生活を送っている多くの方が発症してしまう恐ろしい症状です。

現在進行形で苦しんでいる方もいらっしゃるかなと思います。

今回は、これを解消して楽しく充実した大学生活を送る方法を考えていきましょう。

 

  学歴コンプレックスとは

 

そもそもコンプレックスという言葉は、「他者との対比で自分に劣等感を感じること」になります。

どうやら大学名で大学生を分別する企業があることは事実らしいので、偏差値や国立・私立などの面で自分の通う大学を「劣っている」と感じてしまいます。

この現象の根源的なところはやはり就活にあるかなと思います。大学名が関係のない選考であれば、わざわざ偏差値で自分のことを見てしまう人も減るでしょうが、現代社会で多くの大人が学生を偏差値で判断することがあるのは事実です。

 

  解消する方法

 

学歴コンプレックスを解消する方法は大きく4つです。これらはどちらも色々なところで「よく言われる話」になります。

聞いたことがある方も多いかとは思いますが、今一度確認してみましょう。

 

 学歴を逆転する

 

再受験・仮面浪人・編入試験などで、自分の学歴を変えてしまうのは1つの方法でしょう。

特に現在は社会人入試や学資編入制度も豊富に用意されています。

これらを利用して、学歴を逆転してしまうというのが方法のひとつです。

しかしこれらの方法は、根本解決に繋がらないこともあります。受験は必ず合格できるという保証があるものではありません。

また、たとえば仮面浪人を成功させて新たな大学に入学したとします。そこであなたの同級生となる人の1/5から1/3は、あなたより年下ですね。

ここで「浪人コンプレックス」を抱いてしまう人も多いでしょう。

これでは根本的な解決にはなっていない、ということです。

結局コンプレックスを感じる人は、どんな立場でもコンプレックスを感じるかもしれませんね。

 

 資格試験を受ける

 

これもまた方法のひとつです。

公認会計士、弁護士、弁理士、税理士、司法書士などの難関資格は合格すれば独立開業が可能です。

また、一般的に「高学歴」といわれる人たちの年収を、公認会計士資格を持っている人の年収は大きく上回ります。

この方法は、先ほど述べた「学歴コンプレックスの大元の原因は就活」という考えから派生させた方法です。

ですがこの方法も、そもそも合格しなければコンプレックスは増すだけです。全然関係ないのにも関わらず、「低学歴な自分には無理だ」という思考に陥ってしまう方もたくさんいらっしゃいます。

もう一度言いますが、絶対に関係ありません。

やはり一発逆転を狙うのはかなり難しいですね。

 

 大学生活を楽しむ

 

なんでも構いません。部活・サークル・勉強など、夢中になれるものを見つけて全力で頑張る、ということです。

学歴コンプレックスを感じないほど、忘れられるほど楽しもう、ということです。

これができる人は今後も前向き思考ができる方なので、自信を持って良いと思います。

 

 就活を全力で頑張る

 

何度も触れていますが、学歴コンプレックスが就活を根本とするものであれば、その就活で闘えば良いのです。

就活に向けて、大学1、2年生からできることはたくさんあります。

先ほどの資格関連ですと、TOIECや簿記などですね。

そして大学3年生からインターンシップなどにも積極的に参加することで、学歴以外にもたくさんのアピールポイントを身につけることができます。

 

  受験で人生は

 

受験に落ちたって人生終わるわけじゃない。

これはよくいわれる言葉ですし、実際本当に人生が終了するわけではありません。

しかし考えてみると、本当にこれは正しいのでしょうか。

個人的な意見を申し上げますと、ひとつのあなたが望んでいた人生は終わると思います。

受験に落ちると、夢はひとつ叶いづらくなるでしょう。医者などの専門職であれば、医学部以外の学部に進学したその時点で医者を目指していた人生は終了します。

ですが、受験が終了したその日から、新しい自分の人生が始まったと考えることができます。

ひとつ例を挙げます。といっても私自身の話になりますが。

私は小学校卒業時からずっと「小学校の先生になりたい」と思っていました。もちろん受験もそれを軸に、早稲田大学の教育学部初等教育学専攻を受験しました。

しかし結果は不合格、MARCH関関同立レベルの大学に進学することになりました。

この学部では小学校の教員免許を取ることは基本的に不可能ですので、私のこの夢はここで途絶えました。

しかし現在私は新しい夢を持ち、その夢に向かって全力で歩んでいます。

仮面浪人や編入試験の受験は、その新しい人生に向けての歩みを一時的に止めることに他なりません。

歩みを止めるくらいなら、早く新しい自分を受け入れ、その道で最も高いところを目指す方が良くないですか??

私はそう思います。自分で仮面浪人をしてそう感じました。

ぜひ、前を向いた大学生活を歩んでいただきたいなと思います。

それでも受験しなおしたい

受験をし直そうと思ったら、まず最初にすべきことは「自分の現在地を知ること」になります。

「模試を受ける」「過去問を解く」「予備校の無料受験相談を利用する」などの方法で、一刻も早く自分の現在地を把握しましょう。

また、たとえば6月から、または前期が終わった8月から受験勉強をはじめるとすると、他の浪人生・既卒生に比べてどうしても遅れをとってしまいます。

いかに参考書学習を進められるかが合格に向けた大事な第一歩となりますので、ぜひ武田塾のブログ・動画・受験相談などのコンテンツを利用してみてくださいね。

 

  最後に

 

いかがでしたか?

いろいろ書いてきましたが、最後に「学歴コンプレックスで悩んでいる時間が一番もったいない」という話で締めたいと思います。

解消する方法をいろいろ紹介してきました。資格試験にしろ、再受験にしろ、思い立ってもいざ勉強を始めようとなると行動に移せない方も多く存在します。

何もせずに解消することなんて不可能です!

なんでもいいので、ぜひ自分が選んだ行動をとってみてくださいね!!