はい!こんにちは!アラタです🛼🛼

 

今回は、私自身が浪人時代に第一志望校として受験をした東京外国語大学の入試反省会を行いたいと思います💦

 

まずは点数開示をご覧ください!

 

結論から申しますと20点差で不合格でした。これだけ聞くと、惜しくもなんともないじゃないか、という声が多いのではないかと思います。

確かに1点や2点の差で決まる受験において、20点の差はかなり大きいものです。しかし私自身、自分の実力で20点分を十分に埋めることができたと考えています。

というわけで、今回はこの開示から、自分の受験についての個人反省会を行いたいと思います。

そんなの1人でやれよ!という方もいらっしゃると思いますが、ここに記すことは、現役受験生や未来の受験生の参考に多いになり得ます。今回ばっかりは、ぜひ最後まで読んでいって欲しいと思います。

 

ということで今回は、今日の一問から入りましょう

 次の下線部のカタカナを漢字に直しなさい

  校長先生にアイサツをする。

 

 

  共通テストは難化想定で勉強しよう

 

まずは私の、共通テストの目標点、想定点、また本番の結果をご覧ください。目標点というのは受験勉強を開始した時点で設定した数字想定点というのは2次試験の勉強を始めた際に定めた合格点計算の際の基準値で、本番はこの点を少なくとも取ろうと思っていたものです。

ちなみに東京外大の配点は、英語はそのまま、国語、数学1A、世界史、理科基礎は半分の得点に換算した450点満点です。以下の表は素点(換算点)で表記しています

1科目たりとも目標には届かず、また想定していた通りの点を取れたのも国語のみという悲惨な結果に終わりました。

私が受験をした年は共通テスト初年度で、参考となる問題が前年、及び前々年の共通テスト試行調査のみでした。その結果多くの受験生はその試行調査のレベルを参考に学習を進めました。また、多くの大手予備校も試行調査に合わせた模試や問題集を作成しました。

 

この傾向は英語で特に顕著だったのですが、本番の共通テストは試行調査よりも格段に難化し、出題傾向も大きく変化していましたが、その対策を疎かにしていた私を含めた多くの受験生が苦しむ結果となりました。

英語だけでなく、国語や生物はここ数年大幅に難化傾向あります。数学1Aは2年目にとてつもなく難しくなりました。このように難化した時のための対策をしておくことは必要でしょう。

模試や過去問、問題集等で難化した問題に出会った際の考え方は、「今回は難化、例外のためほっといて良い」ではなく「これくらい難化しても対応できる準備をしよう」です!この心持ちをしておくだけでもだいぶ変わってくると思います。

問題演習や過去問演習、もしを受験される際はこの点を忘れずに頑張りましょう!

 

  共通テストの傾斜配点に注目

先程も少し触れましたが、東京外国語大学の共通テストの配点は、200点分が英語、その他が250点、という感じで英語が50%近い割合を占めます。ですので、バランスよく80%取れている人よりも英語で90%取れる人の方が高得点を取れます

しかし私はそれに気づかず、というか気づいていたのにも関わらず苦手であった数学や理科に時間をかけすぎて、英語の共通テスト対策を疎かにしてしまいました。

そのため、英語、特にリスニングで共通テスト独特の問題に十分対応することができず、100点を目標にしていたリスニングで30点も落としてしまいました。

受験において苦手科目をなくすことは確かに重要なことかもしれません。しかし、傾斜配点でその科目の配点が低い場合一概にそうともいえません。

今これを読んでいる受験生の方は、ぜひもう一度自分の受験する大学の配点を確認し、配点の高い科目の対策を第一に徹底してください。

 

  共通テスト当日のミスから学ぶ普段の学習と戦い方

ここまでは共通テスト対策のお話でしたが、やはり本番、悔やまれるシーンがいくつもありました。

まずは世界史です。間違えに気づき、問題用紙の方で答えを訂正、それを回答用紙に写そうとした瞬間にテストが終了しました。

これは特に受験生の方に多いミスだと思いますが、みなさん普段勉強するときに「見直し」は行っていますか?私はあまりやっていませんでした。

共通テストの練習ではほとんどやっていなかったので、見直しにどれくらいの時間がかかるのか、本番どの程度時間を残して時終われば良いのかなど、全く想定できていませんでした。

暗記科目の演習も、知っているか知らないかの確認だけにとどまらず、本番を想定した練習を徹底して欲しいと思います。

続いて英語です。こちらは先ほど述べた通り難化対策ができていなかったというのが1番の問題点ですが、リーディングでマークミスをして時間を無駄にしてしまいました。普段からマークシートを使用した練習はしていたのですが、本番焦ってしまって確認を怠ったと思います。

試験中無駄にして良い時間は1秒もありません。しかし失敗してしまった時にもいかに冷静に対処できるか、その能力は非常に重要だと思います。

またリスニングの際、グラフの1から4に当てはまるものを1,2,3,4から一つずつ答えよ、という問題で、答えが1,2,3,4,となったのを怪しんで1,3,2,4,に変えてしまって間違えるという事故がありました。

なぜ自分のリスニング能力を信じることができなかったのか...

自分の力を信じる、というのはここから学べることの一つであるかもしれませんね。

最後に数学です。数学1Aでは「場合の数と確率」から20点分出題されるのですが、私は練習の際ここでは間違いなく満点を取れていました。しかし本番は6点...

原因は序盤での計算ミス(9÷3=2)でした。

数学は最初で間違えると後の問題が全く合わなくなる、というのは常識だと思います。この後解答欄に答えが合わなかったのですが、この分野で満点確実と考えていた私はここに時間を使いすぎて他の大問で時間が足りなくなる、という事態に陥ってしまいました。

こういった本番のハプニングまで想定して普段の問題演習にも取り組めればよかったと思っています。

前述の通り、私は配点が低いのにも関わらず苦手だった数学の勉強に時間をかけていましたが、こういったハプニングへの対処能力がなかったことだけで長い勉強時間も全てパーになってしまいますた。

最後に余談です。私は模試で数学1Aではなく数学1を解答した事があります。みなさんも共通テスト受験の際は、間違えて日本史A、世界史A、数学1等を解かないように気をつけてください。

  昨年度の最低点より自分の興味で学科を選ぼう

ここに関しては東京外国語大学特有の話になってしまいそうなので軽く流しますが、私は共通テストで失敗したので「レベルを下げ」て出願をスペイン語学科からタイ語学科に変更しました。

結果、スペイン語の方が最低点が低く、もし仮に志望学科を変えずに出願していれば合格していました。悔しい...

さらに、どの学科が最低点が低いのかという計算をする時間に勉強をしていれば、と考えることもできます。

受験生の皆さん、出願の際にはぜひレベル等で選ぶのではなく、自分のやりたい分野で選んでください。

また、そのつまらない分析に時間を使うのはやめましょう。無意味です。もう一度言います。無意味です。

合格しやすいための出願戦略という言い方をすることがありますが、そんな選び方よりも、やりたいことで選んだ方が入学後も楽しい上に、そっちの方がモチベーションも上がって合格に近づくでしょう。

 

  私大が終わって2次試験までの過ごし方に気をつけよう

これはもう、タイトルの通りです。

私の受験は、2月20日に早稲田大学教育学部、21日に武蔵大学(仮面浪人してたので)の後期の期末試験、そして22日に早稲田大学商学部の試験がありました。

 

25日の東京外国語大学2次試験までは2日の休日があったのですが、その2日間が向こう2年間の受験勉強期間の中で最も怠惰な2日間となってしまいました。

もう同志社と立教受かってるからいいや...どうせ共通テストやらかしてるし無理だ...いやぁ、2年間受験勉強頑張ったしもういいでしょ...

いやそんなこと考えてる間に勉強しろや!ああ当時の自分に説教したい!

そんな感じで、最後までメンタル維持ができませんでした。やったことといえば、TEDトークで少し英語に触れたり、簡単な世界史の知識を確認したり...

簡単にいうと、負担にならない、逆にいうと直前期に実力の底上げはあまり見込めないような、軽い勉強で済ませてしまいました。

みなさんには是非、受験会場で、最後の科目が終わり、「解答やめ。筆記用具を置いてください。」の最後の「い」のその瞬間まで諦めずに努力を続けて欲しいと思います。

 

  最後に

 

いかがだったでしょうか。これを見て、ただの愚痴じゃねぇか、そう思われた方は多いと思います。

正直に言います。その通りです。

開示が送られてきて、その心境を綴りたい、受験生には同じ思いをしてほしくないから伝えるしかない、そう思い急遽作成しました。

それでも、ひとりの武田塾講師の失敗談から学べることは多いと思います。私は今、後悔の気持ちでいっぱいです。

正直もう1回再受験したいです。

受験生の皆さん。大学に入ってからこんなこと思いたくないですよね?

ぜひ後悔のない受験をして欲しいと思います。

 

今日の一問の答え:挨拶

外大入試の英語の記述問題で、これを漢字で書くことができれば2文字短縮することができた、という思い出の問題でした!