困ってそうな人。
困ってそうな人を見つけて、
頭を突っ込む。
アドバイスする。
活躍する。
ひと肌脱ぎまくる。
役に立てた私、すごいでしょ?
役に立てた私を、認めてほしいなあ。
妖怪役に立ちたい は
役立たずな人を見るとイライラする。
あなたも役に立ちなさいよ!
何もせず生きていいと思ってるの?
妖怪役に立ちたいは
「助けてほしい」という人の声に敏感である。
誰かを助けるため
役に立つために
時間、お金、エネルギー、を費やすことを厭わない。
妖怪役に立ちたいは
嫌われたくない。
悪い人になりたくない。
人を見放すことが出来ない。
嫌われたくない
悪い人になりたくない
人を見放すことが出来ないため
「わざと」忙しくして
「わざと」お金をなくして
「わざと」体調を崩して
時間が、お金が、体調が、
と
「真っ当な」理由を用意する必要がある。
助けてあげられないのは、
時間がないからなの、ごめんね。
お金がないからなの、ごめんね。
体調が悪いからなの、ごめんね。
(私のせいじゃないの
仕方ないの
だって、ないんだもの。
真っ当な理由があって助けられないのは仕方ないよね?!
私を責めないで。
そんなキモチを
言葉の奥底にじわっと染み込ませる。
妖怪 役に立ちたいは
お母さんの役に立ちたかった人。
妖怪 役に立ちたいは
お母さんが大好きな人。
妖怪 役に立ちたいは
妖怪要素を抜いても
優しい人。
(自分でゆーた
フェイクな2人による新春初笑い企画