可愛い人になりたかった。
美人になりたかった。
でも、そんな容姿じゃないし
でも、そんなキャラじゃないし
この年でそんな事言うの、恥ずかしいし
そんなことするの、恥ずかしいし
わきまえて過ごそう。
大人しく過ごそう。
ずっとそう思ってた。
洋服を買いに行く時、鏡に映った自分を見てオッケーサインを出すときは
「うん、オッケー。大人しく見える＾＾」だった。
バカな自分
子どもな自分
身の程知らずな自分
何も考えていない自分を
隠して
そして
エロい自分
計算高い自分
ゲスい自分
汚い自分
そういうのもひた隠しにして
大人っぽく、賢く、清楚に、大人しく、
ちゃんと。
で、塗り固めてた。
可愛くなりたいって言うの、恥ずかしい
キレイになりたいって言うの、恥ずかしい
そんなキャラじゃないし、恥ずかしい
ついでに言えば
可愛くなりたい、キレイになりたいと言うことは、
今が可愛くないみたいな気がして
今の自分を否定するみたいで言いたくなかった。
「可愛くなりたい」
「キレイになりたい」
この、たった８文字の言葉に
色んなものをひっつけて見ないように見ないようにした。
大事だから。
私の人生で、大切な、大切な
キーワードだから。
誰にも気付かれないように
傷付けられないように
そんな風にして守っていた。
2015年2月。
怒った。
キレた。笑
キレイになってやる！
そういう人として、生きてやる！と
キレた。
(カウンセラーである姉を相手に。笑)
そこから、
腹で思ってること(可愛くなりたい)
口で言ってること(オシャレに興味ない、可愛いとかどうでもいいと言うこと)
行動(興味のないふり、褒め言葉を謙遜で受け取らないこと)
を
一致させた。
腹で思ってること(可愛くなりたい)
口で言ってること(本当はオシャレしたい！、可愛いって言われたいし言われたら嬉しい、と言う)
行動(褒め言葉はお世辞だろうが何だろうが素直に受け取る、カラーコーディネートを受けたり美容関係の人に会いに行く)
こんな風に。
大切に大切に守っていた
可愛くなりたい
キレイになりたい
そのキーワードは
人生の扉を開く鍵だった。
今、可愛い人にざわざわしているあなた。
今、いい年してあんなカッコしてキャッキャしてる人を見て
心の中で馬鹿にして舌打ちしてるあなた。
わかるかい。
あなたの大事な鍵が、そこにあるよ。
可愛くなりたい
キレイになりたい
昔、閉じ込めてしまった気持ちが
ずっとあなたを待ってるよ。
ここにいるよと、気付いてくれるのを待ってるよ。
今の私は、自信があって堂々として見える…
らしい。
でも、
ほんとは、これでも控えてるってことに気付いてしまって、
ほんとはもっとすごいのよって思ってることに気付いてしまって
さあどうしようかと思っているところ。笑
今日は伊豆の姫とそんな話をして
色んな話を思い出した。
伊豆の姫には、どうしても桜のイヤリングがピンと来てしまい、
季節外れだけど桜で🌸
終わって畳にゴロン。