帝王切開という【強制終了】前編 | なみぃオフィシャルブログ 「豊かで愉快な世界の見方」 Powered by nAmeba

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豊かで愉快な世界の見方をナビゲート。#35歳からの女優人生 女優活動をしたりYouTubeで創作キャラになりきったり、心のあり方について発信したり。全力で今世を遊び倒します!

私のヒストリーその2


 
羊水過少から


検査入院→緊急帝王切開になり



2014年の4月に息子を出産した。






ものすごく賢そうな子が生まれてきた。





私が出産した産院は




ソフロロジー呼吸法というものを取り入れたところで



かつ


母乳育児を進めていた。




母乳をつくりだすためには


母子同室が望ましいと考えているらしく



院内はすべて個室で


生まれてからの処置が終わると、


そこからは常に母子同室。







ということで



帝王切開で寝たきりになっている私の横に



いつもたま坊がいる状態だった。











帝王切開、、、



普段いたって健康な私にとって、初めての手術。




健康なところを切る、




子どもを出す





そして自然ではない形で


胎盤を剥がされる




出産で、悪露が出る








思ってもみなかったカタチでの



産院での育児のスタート。








これまでの人生で



一番体力的にボロボロなところから



スタートするなんて知らなかった。







人にもよるみたいだけど、



私の場合、



傷がめっっっちゃ痛い。



後陣痛(子どもを出産した後の子宮が収縮して元に戻ろうとする痛みらしい)



も痛いけど



とにかく傷が痛い。




下から入れてもらう麻酔を追加してもらったけど、やはり痛い。




母子同室。



横たわる私の手が届くか届かないかくらいのところで、


ベビーベッドの上の息子が泣く。




オムツかな、おっぱいかな、抱っこかな。






様子を見ようにも、


傷が痛すぎて態勢を変えることも寝返りを打つことも出来ない。




ナースコールで看護師さんを呼んで見てもらう。



忙しいだろうなあ。申し訳ないなあ。

    



オムツの場合は、サッと代えてくれて



オッパイの時は私の側にたま坊を連れて来てくれた



看護師さんにお礼を言う。








身体は母乳を出そうと、



胸がガチガチになり、そちらも超絶痛い。





全部痛い。






翌日、翌々日。






そろそろ出てもいい頃になっても、


母乳が出ない。




息子は飲んでるのか飲んでないのかわからない。






赤ちゃんは生まれてすぐは体重が減ると聞いていたけど


それにしても体重はどんどん減っていく。







授乳も、うまく出来ない。




ぎこちない。








授乳時間と、


おしっこ、うんちの回数を記録して






時間があれば日課になっていた【心屋さん】のブログに目を通す。









おかしいなあ。



自然分娩で産んで、すぐ回復するはずだったのに。





授乳だって



もっと上手に出来るはずなのに。






初めてだから、と慰められても



出来ない私が嫌だ。







今の私は寝返りさえ打てない体で、



この子が泣いても


原因すら突き止めてあげられない。








傷さえなければ




帝王切開でさえなければ



もっとちゃんといいお母さんになれたのに。。








続く