ある人のブログを検索しようとしたら
名前を入力した時点で
「〇〇（その人の名前） 痛い」という検索ワードが出てきました。
「ああ、わかるな」と思いました。
その人が痛いことではなく、そうやって検索する人の気持ちがわかるなあと。
（いや、もしかしたらその人のブログにめっちゃ痛かった怪我の記事とかがあってそれを検索した人が何人もいるのかもしれないけど）
私はずっと「きれいになりたいけどなれない 突き抜けられない」というコンプレックスを持っていて
美人や可愛いと言われる人が羨ましかったんです。
そしてそれすら認めたくなかったんですけどね。笑
でね、私が「ああキレイだなあ」「可愛いなあ」と思う人はいいんです。
そういう人がチヤホヤされてても何とも思わなくて
むしろ「こんだけ可愛いいんだから当然でしょ！」
「この人は美人だもんなあ、さすが！」
と思っていました。
一方
「私が」美人だと思わない人や、キレイだと思わない人が
チヤホヤされてると
もうね
イラッとするんです。笑
「何であの人が美人扱いされるのかわかんなーい」
とか思っていたし
「あの人、別に可愛くなくない？」
「みんな、あの人のこと可愛いと本気で思ってるのかな」
「あの人を可愛くないと思ってるのは、私だけじゃないはず」
とか思って
「〇〇（女優さんの名前） 可愛いと思わない」
とかで検索して
同じようなことをどっかに書き込んでいる人の投稿を見つけて
「ほらやっぱり！私だけじゃなかった」
「ほらやっぱり！見る人が見たら、あの子は大したことないよね」
と。(´Д` )
はい、性格悪い！！笑
一緒ですね。冒頭で紹介した
「〇〇 痛い」と検索したであろう人と。
あれって基本
自分が可愛いと思う人は許せて、自分が可愛いと思わない人は許せないという、
単に自分の好みの問題なんですよね。
で、その「自分が可愛いと思えない人がチヤホヤされてるとイラッとする」の裏には
「超絶羨ましい」が隠れていて
何が羨ましいって
「大したことないクセに、チヤホヤされてる」のが羨ましいわけです。
あの子があの程度で可愛がられるなら、
私も可愛がられてもいいはずなのに、そうじゃない現状がとても腹立たしい。
でも、それを認めたくない。
それで、自分だけがそう思ってるわけではない証拠を集めて安心する。
でね、誰かを見て
あの歳であんなことして
いい歳してあんな服着てあんな格好して
その程度の顔でチヤホヤされて
その程度の活躍で自分は人気者だって勘違いして
その程度の収入で「売れてる」と思い込んでて
田舎者のくせにあんなところでディナーして
そんなキャラじゃないくせにあんなことして
よくあんなこと出来るわよね。
恥ずかしくないのかしら？
・・・って。
そんな風に「あの人痛いよねw」とディスっている人は
その人をけなしているけれども
本当は超絶羨ましい。
私だって、周りが許してくれるなら
私だって、嫌われないなら
本当はやりたい。
あの人みたいに自由に
あの人みたいに人目を気にせず
あの人みたいに脳天気に
あの人みたいにバカっぽく
あの人みたいに生きてみたい。
その気持ちのあらわれ。
で、
本当はこの人も辛いんよね。
他人をディスると、一瞬スッキリするけど
その爽快感なんて一瞬で終わる。
で、また嫉妬する。
じゃあ、この連鎖を断ち切るにはどうしたら良いかというと
まず、「本当の気持ちに気付く」。
あの人なんか大したことなくない？とか
あの人痛いwと言いたくなるその裏にはどんな気持ちがあるのかを見つめてみる。
あの人のどんな子ところが羨ましくて
自分だって許されるなら、嫌われないなら、何をしたいんだろう？と考えてみる。
で、言葉にする。
「むかつく」とか「ウザい」とかよりも
さっき見つめた気持ちを、具体的に言ってみる。
私なら
「大して美人でもないくせに、チヤホヤされてるあの人が羨ましいーーー」
「あの程度で勘違いしているあの人が羨ましいーーー」
「私だってあんな風にモテたいし、自分かすごいって思いたいーーー悔しいーーー」と。
で、本当はこれをやったらいけないかもしれないけど、
※宇宙さんは主語がわからないんだって！だからあの人に悪いことが起こるようにと願うことは自分に悪いことが起こるように願ってることと同じらしいよー
私はその後「実際に起こっても笑える程度の残念なこと」を頭をひねって考える。
なぜなら○ね！とかは実際にその方にそんなことが起きたら嫌だし、
本当はそこまでは望んでないから
「ああーーーあの人がタンスの角に小指ぶつけたらいいのにーー。。」とか
「りんごジュースだと思って飲んだら玄米ジュースだったりしたらいいのにーー。。」
とか。
※幼少期、りんごジュースだと思って飲んだら、健康オタクなオカンが作った玄米ジュースだったことがあった。笑
誰かに聞いてもらってもいいし、独り言でもオッケー。
ちなみに私が信頼している友達にこれを聞いてもらうと
大抵笑ってくれます。
で、それをやると
ああ私は羨ましいんだな、とよく分かるし
笑いになって消化されてるから
私も痛いと思われても
誰かに馬鹿にされても
やりたいこと、やろうと思う。
まだやってないこと、ないかな？と考える。
で、実際にやってみる。
そして、「あの人の活躍」をどこかで目にした時は
「いいねいいねー♪どんどんやっちゃって♪」と言うようにする。
※これはナリ心理学のナリさんからヒントを得たよ＾＾
そんなことをしてるとね
もう「あの人」のことなんかどうでも良くなるし
むしろ「あの人、すげーな！めっちゃ勇気あるな！」とか思えてくる。
勇気出した人にしかわからないことがわかって、
「ああ、あの人も仲間だったんだ」と思えてくる。
私も今ならわかるなあ。
勇気出して行動したり
自由に生きてる人を見て「あの人痛いよねw」とディスって
自分は安全の中から出ようとせず
そんな自分と向き合うこともせず
文句ばっか言ってる人が一番痛いわ、と。
さあ
さっさと
やりたいこと、やろう。
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