頑張った時
我慢した時
何かを達成した時
そんな時じゃないと
貰えないと思っていた
自分にあげてはいけないと思っていた。
ダイエットをしていた時
食べてみたい物ランキングが
頭の中にいつもベスト10くらいまであって
テレビや雑誌で見たものだったり
友達から聞いたものだったりした。
でもそれは
お値段が高かったり
今住んでいる場所からは遠かったり
ご褒美として、じゃないと難しいと思っていた。
「ご褒美」という言い訳がないと自分に与えられないものだった。
だけど
頑張れない私は
我慢が本当に出来きずにダイエットも続かない私は
何かを達成なんてしたことのない私は
いつも自分にご褒美をあげられないでいた。
「1年頑張った自分へのご褒美に」なんて
この時期の雑誌やデパートなんかでよく目にしたけれど
そもそも私は何も頑張っていないのだから
褒められるようなことなんてしていないのだから
そんなものは自分に与えられるはずがないと
そう思っていた。
だから
頭の中にある
食べたいものも
自分に与えられずにいた。
で、ね。
いつだったかな
いつかの心屋塾のBeトレのDVDを見ていて
「自分にいつでもご褒美をあげてみよう」と思った。
当時の私が食べたいもの(我慢していたもの)って
すなわちカロリーが高いものだったから
それを解禁するのは怖かった。
けど
やってみた。
息子も小さいし
今すぐ遠くまで食べに行くことは出来ないけど
日常の中で、ちょっとした贅沢を許してみた。
いつもは割引になっていないと買わない
ちょっとお高いヨーグルトとか
美味しそうだけど高いなあと思っていた398円くらいの小さいケーキとか
お金のことはとりあえず置いておいて
カロリーのことはとりあえず置いておいて
自分が食べたいものを
「その時」だけ切り取って
満たしてあげるようにした。
そしたらね
いつの間にか
頭の中から
食べてみたいものランキングが消えていた。
そりゃそうだよね。
「今」満たされているのだから
「今」欲しいもの以外のものは
どうでも良くなる。
で
「今」頑張っても手に入らないもの
(例えば、今沖縄に行って現地で沖縄そばを食べることは私には無理だと思っている)
そういうものは
「今」の私には必要ないのだなあと考えて
「今」の私が出来る範囲の中で
自分の欲求を叶えてあげることにした。
食事の時のちょっとした薬味とか
彩りとか。
もちろん、めんどくささが勝つ時には
めんどくさい、動きたくないと思う自分を優先してあげたね。
てことで
我慢なんか出来ないダイエット出来てないもん
と言ってた私ですが
実はめっちゃ我慢してたのよね。
で、それをやめて
いつでもご褒美をあげだしたら
変わっていったという話でした。
いつでも自分にご褒美あげていいよ。
そこに頑張ってるからとか
我慢してるからとか
何かを達成したからとか
そんな条件はいらないよ。
ただただ
息吸って吐いて
食べて出して
金食い虫で
生きてるだけの自分に、ご褒美をあげていいんだよ。
自分であげられないキミは
保健室においで♡
