サムネが彼女の名ゼリフ「出た、負け惜しみー!」のポーズだと言う時点でウルっと来ますが、たった90秒間で何となくストーリーの概略がまとめられてるのがすごいですね。

 

その昔、ルフィには一人の幼馴染がいた。

彼女は赤髪のシャンクスが率いる海賊団の音楽家ウタ。夢は音楽で新時代を作り出すこと。

その当然叶えられるはずだった夢はある日突然断ち切られてしまう。

ある日突然、「ウタは歌手になる為にこの船を降りた」とシャンクスに告げられるルフィ。

火の海と化し人々の骸が転がる国にウタを一人残して、盃を掲げながら船で遠ざかっていくシャンクス。

取り残されたまま成長したウタが思い描く新時代は、変わらず世界の幸せを願いながらもどこか歪んだものになっていた。

新時代を邪魔するヤツは許さないと彼女が呼び覚ました魔王を前に、ルフィとシャンクスが意外な形で共闘する。

力尽き死にゆくウタの心は果たして救われるのか?

 

って感じのストーリーなのが何となく判るよね?ね?

 

歪んだとか闇堕ちしたとか言われる彼女だけど、それでも虐げられる人々のために、自分の命を削ってまで新時代を実現させようとしたのは間違いが無い訳で、そんな彼女が最後に一目会いたいと望んでいたルフィやシャンクスたちと再会できてよかった。最期に、赤髪海賊団の歌姫である誇りを全うすることが出来て、麦わら帽子と新時代をルフィに託していくことが出来て、彼女の心は報われたよねって、この予告編を見ながら思い出し泣きする僕だったよ。