知らなかった。どうしてここまで一貫してスルーし続けてきたんだろう?
・・・特に理由は無い。しいて言えば、何となく絵柄が嫌だった気がする。
そうして、10年以上の時をかけ、ようやくおれはこの作品を知ることになった。
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そうして、10年以上の時をかけ、ようやくおれはこの作品を知ることになった。
- ピアノの森(1)/講談社
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ってマジで面白いじゃん!!!!!
ピアニストとしての未来を失った男は、失意の内にかけがえのないピアノを手放した。
それは彼の為に生まれた、彼にしか弾きこなせないピアノ。
彼を失ったことをそのピアノは嘆き、死すべき運命にあった男の子の命を救い、
彼の魂を受け継ぐピアニストとなることを願って大切に守り育てた。
そして、自らの命が尽きるとき、自分が愛した男に最愛の子の未来を託した。
なんて、そんな事があるはず無いよね。
でも、そうなんじゃないかと思えて来るようなお話なんだよね。
誰にも追いつけないほどの才能を持ってしまった少年と、
彼に魅せられ、絶望し、打ちのめされ、
それでもピアノを弾き続けることを選んだ少年。
彼らは一体どこまでたどり着くのだろうね。
いや、ここまでスルーし続けてきて逆に良かった。
最新話に追い付くまで、これ程長く至福の時間を過ごせるまんがなんて、
今まで『宇宙兄弟』しか無かったもんな。
まだ今のところ8巻しか読んでない。先が長くて本当に幸せだわ。