以前、

独身のアラサー女性たちの間で急増する 「カニばさみ」

http://www.news-postseven.com/archives/20131026_223472.html

ってな記事を読んだことがありました。読んだ直後、マジで怖くてたまりませんでした。

としても、

清らかアラサー女性なんて実在しないんじゃないかと思えてきたよ。


本来二人の物語はその場限りで終わりのはずだったのに、そうなるのが必然のはずなのに、

その理に叛逆して、卑怯技を発動して物語の延長を図る。

それはどれだけ罪深いことであるだろう?

そんな風にして延長を図った物語に、果たして幸せな結末なんてあるんだろうか?


以前、mixiで書き殴った雑文(二次小説もどき)で、似たようなことをした女性を登場させたことがあった。

本来死すべき運命だったとある女性が、この世ならざる存在の介入により、主人公の助けが間に合ってしまい、命を拾う。

彼女は命の恩人である主人公に恋をし、告白するんだけど、彼はいったんはそれを断るんだわ。

彼には家族に等しい仲間がいたから。その仲間もまたこの世ならざる存在で、彼が何も持たない素寒貧だった頃から彼のことを支えてきた。彼女の手を取ることはそんな仲間たちを裏切ることだと。そんなことはできないと。

だけど彼女は一緒に生きてくれないなら自殺するとまで言い、本当にそれを実行しようとする。
せっかく助けたのに、そんな形でまた命を捨てられてしまうのは本意では無かった為、主人公はまた彼女を助けてしまい、情にほだされる形で結婚まですることになってしまう。

その選択は仲間たちとの別離につながった。この世ならざる存在の彼らたちは、彼との絆なしにこの世界に存在を続けることすら出来ないのだ。より強い絆が彼女との間で結ばれたことにより、仲間たちの多くが消滅してしまう。

しかし、その一連の流れは彼女の運命に介入したこの世ならざる存在が自分の目的のために仕組んだことで、その目的の成就のため、結局彼女は命を落とすことになってしまう。

ある意味因果応報というか、当然の報いでもあるというか。


劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語

を観ていて、この記事とその雑文のことを想い出したよ。

ふふふ、何でだろうね。