最近は
株主優待ハンドブック 2013-2014年版 [ 日経会社情報編集部 ]
¥900
楽天

ばかりを読んでいますよ。

書店の店頭で見つけつつも、似たような電子書籍があったら、その方がいいなと買うのをやめ、Kindle版は出ていないので、仕方なく楽天でポイント使って買おうとしたら、kobo版があったのでそれを全額ポイントで買いました。本当はkoboはあんまり好きじゃないんだけど、まあかさばる紙の本よりはマシって事で。


貯金ってものが昔から苦手です。なんつーかおれは精神的にもスプリンターなので、短期集中一発勝負は得意なんだけど、長丁場は身も心も耐えらんないんです。

おれにとっては貯金ってのはマラソンみたいなものに思えるんだよね。ゴールまでたどり着いたならこの上ない達成感とかがあるんだろうけど、余りにも遠すぎて、完走できた記憶がありません。

そもそも途中に何の楽しみもなく、ゴールまでひたすら我慢って言うストイックさがものすごく嫌だ。本物のマラソンだったら、コースの景色とか、沿道の応援とかが支えや励みになるんだろうけど、貯金ではそう言うものが無いしなあ。

でも、何をやるにも資金力って素地は必ず必要で、貯金は避けて通れない。

ならばどうするか?

ってところで、
銀の匙 Silver Spoon 8 (少年サンデーコミックス)/荒川 弘
¥440
Amazon.co.jp

の主人公のセリフを思い出した。

「自分の得意分野に引きずり込めば面白いんだよ、これがまた」


なるほど!

この場合で応用するなら、

苦手なマラソンだと思うからダメなんだよな。

得意な短距離走を何度もやるんだと思えばいいんだ。

思わず無理して一分一秒でも早く達成したいと思うような魅力的な短期的目標を掲げて、それを何度も達成していくのを積み重ねていけば、結果的に長丁場にも対応できる・・・ハズだ。

で、魅力的な目標と言ったら、究極は趣味に関連した欲しいもの

なんだろうけど、そんなのをいちいち買ってたら金が貯まるはずもない。

ではなくて、それが株主優待だったらどうかって話なんだよ。

例えば、牛丼一筋3億年(一部桁外れに誇張有り)の吉野家HD

ここの株主優待は何かというと、

1枚300円分のサービス券×10枚なのですよ。

つまり、牛丼(並)を10回食べられるタダ券って事ですね。

そして、そいつが年2回貰える訳なのですよ。

それって欲しいと思わない?思うよね?思うっしょ?

え?でもその権利を手に入れるのに大枚はたくのはイヤ?

大丈夫!この優待を手にするのに必要な投資額はたったの

11万6千700円(2013年8月12日現在)なのですよ。

これ位なら、ほんのちょっぴり無理すれば、短期間でゲットできる額ですよね。まあ、稼ぎにもよるけれど。

そうやって毎月毎月、株主優待制度のある株を少しずつ買っていく事を繰り返していけば、そのトータルはあっという間に何十万、いや場合によっては百万すら超えるかもしれない。

まあ、優待狙いではあっても株式投資である事には間違いないからね。キャピタルゲインや配当金も期待できる反面、投資金額割れって事も考えられるけどね。

それでも、余りにも遠い目標を前に、質素倹約を続けているのがバカらしくなって、アホみたいな散財をしては後悔しまくる、って繰り返しよりは万倍もマシだ。

そんな訳で、今後は株主優待ってものに興味関心を注いでいこうと思うよ。