考えてみると、
せどらーがブックオフからせどってくる本ってのは、人によっては血眼になって探してて、見つけたらある程度なら高値で買うことも辞さないと思ってたりするような本なんだよな。
そう言う本をただアマゾンの倉庫にそのまま送る手はないよな。
大体、商売人が自分が扱う商品について知らないってのも問題だし。
おれが一刻ほど読んだところで特に減るもんじゃないしな。
と言う訳で、さすがに仕入れた本全部は無理だけど、気になる本については読んでみることにしました。今後、新しく作ったこのテーマで感想を書いていきますよ。
さて、今回読んだのは、
せどらーがブックオフからせどってくる本ってのは、人によっては血眼になって探してて、見つけたらある程度なら高値で買うことも辞さないと思ってたりするような本なんだよな。
そう言う本をただアマゾンの倉庫にそのまま送る手はないよな。
大体、商売人が自分が扱う商品について知らないってのも問題だし。
おれが一刻ほど読んだところで特に減るもんじゃないしな。
と言う訳で、さすがに仕入れた本全部は無理だけど、気になる本については読んでみることにしました。今後、新しく作ったこのテーマで感想を書いていきますよ。
さて、今回読んだのは、
- 裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)/山口 絵理子
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
です。
バングラデシュ発のブランドバッグを売る会社を立ち上げた女性起業家の半生が書かれてます。
この人の凄いところは、とんでもない環境に自ら進んで入り込んでいくところだろう。
高校時代は本来女子選手を受け入れてない柔道の強豪校で、地獄のような練習を耐え抜き、全国7位になった。
当時世界最貧国だったバングラデシュに単身飛び込み、現地の大学院で学び、地獄のようなこの国に「希望の光を灯したい」と現地の職人とともにブランドバッグを作り上げる。しかし、その中で現地の人にパスポートを盗まれたりとんずらされたりと、職人達に再三の裏切りを受ける。
多忙な中、バッグ職人の学校で過酷極まりない修業を受ける。
・・・・・・
号泣
その二文字しか無かっただろう。
そんな修羅に耐えることが出来たのはひとえに、
「地獄のようなこの国に希望の光を灯したい」と言う理想と、
他の国であれば問題なく叶うような幸福すら叶わない理不尽な社会でもそれでも必死に生きているバングラデシュの人々から「君は何でそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」って問いかけられたような気がしていたからだろう。
・・・おれはこの人ほどに頑張っているだろうか?
ぬくぬくとした生ぬるい環境に浸っていないだろうか?
理屈をこね回して、やりたいことを先延ばしにしていないだろうか?
なんてことを考えさせられた一冊でしたよ。