天使たちの課外活動2 - ライジャの靴下 (C・NovelsFantasia か 1-59)/茅田 砂胡
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が一部書店でフライング購入可能になりましたね。


普通の書店に並ぶのは明日ぐらいでしょうか。



特殊な宗教を信仰している留学生ライジャに送られてきた派手な手編みの靴下。ライジャはその送り主探しを金銀黒天使に依頼する。


その途中でリィたちはヴァンツァーが異性の友人(ビアンカ)とにこやかに談笑していると言う、あり得なさそうな光景を目にしたり、リィがカタギじゃない連中に眠らされて連れて行かれそうになったり、それを知ったルゥが静かに激怒したり、まぁいろいろな事が起こったりします。



以下、ちょっとネタバレになるかもしれませんが



どうでもいい他人の言ったことをいちいち真に受けるってのは本当にバカらしいね。


そんなもので、自己評価を引き下げて、卑屈になる必要なんて全くないのに。


それが元で、3年も人を悩ませることになったりして、本当に人騒がせな話だ。


声を大にして言いたいけれど、


親しい人の言葉であれば、どんなに耳に痛くても真摯に聞き入れるべきだが、


どうでもいい他人の言う事なんてどんなにもっともらしく聞こえても聞き入れるべきじゃないぜ。



しょせん人は見ようとしているものしか見えないんだよ。


だから一目瞭然のはずの事実すら見落としたりもする。


ましてや目に見えない何かになんて気付けるはずもない。


そんないい加減なものを、いちいちお説ごもっともですとうけたまわる必要がどこにあるって言うのさ。


そんなもので自分自身や大切な人を疑うなんてばかばかしいにも程があるってものだよ。


素直なのはいいけど、そう言う美点を相手構わず使うのは時にむしろ罪悪にすらなる。


ふさわしい相手にたいしてのみ、素直になりましょうね。



まあ、おれは余りにも頑固で人の意見を聞き入れなさすぎて、周りの人は相当に苦労しているみたいだけどw