ちょっとホラーでもないような気もするけど、
ファイナル・デスティネーション 特別版 [DVD]/デヴォン・サワ,アリ・ラーター,カー・スミス
¥1,890
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を観たよ。


予知夢を見て胸騒ぎを覚えて「この飛行機は爆発する!」と叫んだ為に、修学旅行でパリに向けて離陸寸前の飛行機から、主人公アレックスは先生を含む他数名と共につまみ出されてしまう。そして彼らの目の前で、本当に飛行機は爆発してしまう。死の運命から逃れられたと思われた彼らだったが、まるで筋書を変えられたことに激怒しているかのように、運命は彼らを一人、また一人と執拗に死へと誘う。果たしてアレックスは運命の筋書きを超えられるのか?


ってなお話。


彼らの中の最初の死者、トッドの死は特に衝撃的でしたね。床に流れた液体がまるで彼を追いかけるかのように急激に方向を変えて流れ、トッドが息絶えると途端に潮が引くように逆流していく様は、あの液体に意思があったのか、本当に見えざる死神が操作しているとしか思えませんでした。


他のいくつかの死についても、不謹慎ながらまるでピタゴラスイッチを見ているかのようでした。そうか、あれがこうなって、更にああつながって、それで人が死ぬのかってね。


また、誰かが筋書きを邪魔すると順番が飛ばされて、次の人に順番が移るってルールも実に明確で、空恐ろしかったです。


死の運命は一度は免れても、何度でも何度でも繰り返し襲ってくる。であれば、それを回避することだけに躍起になるんじゃなくて、タイムリミットまでを意義あるものとすることに心を尽くすべきでは?とおれは思うんだけどね。


☆で言うなら☆3.5個分かな。つまらなくはなかったけど、でも繰り返しては観ない気がします。