蝋人形の館

を見たよ。

なんかホラー映画でケータイやカーナビが出てくるのは初めて見たよ。電話を貸してもらおうとして、のこのこ殺人鬼の館に入り込んでしまうのはもう過去のことになるのか！

でも近頃の殺人鬼は車をぶっ壊して、修理部品を探しに来た主人公たちを、それならウチにあるぜ？と誘い込むものなんですね。

そしてカーナビにも載っていない場所に潜伏するんですね。

ああ、確かにそれならホラー映画が成立するか。

しかし、カーナビに載ってないような場所でケータイの電波が入るんだろうか？そこはちょっと疑問。

しかしまあスケールのでかい殺人鬼だった。まさか街ごと犠牲にしてしまってるだなんて普通は思いも寄らないでしょう？

とにかく、痛そうな残酷描写が盛りだくさんでした。あのパリス・ヒルトンが演じた役柄、あの死に方はないよなあ。せっかくの美貌（？）が！

ただ、基本主人公たちは逃げ回るか、仲間同士で協力するかぐらいしか行動パターンがなくて、ちょっと単調でした。『悪魔のいけにえ』みたいに殺人鬼を罠にかけて逆襲や脱出をすると面白かったのにね。

映像的にはいろいろ面白かったけど、ストーリーはちょっと物足りないかな。多分一度見れば充分。そんな風に思えてしまう、少し残念な作品でした。