タイトルでエロい作品を想像する人も居そうですが、茅田砂胡先生の新刊小説なのですよ。


お堅い僧侶に着せられた不名誉な濡れ衣。


それを晴らそうと行動するリィ達に様々な罠が仕掛けられる。


絶対堅固な電子頭脳の隙を突いて罠を張り巡らした人物の正体とは?


ってな感じのお話ですね。


今回、実に印象的な人物が出てきます。件の僧侶なのですが、ルゥを「大いなる闇」と呼び、リィたちを当たり前の人間で無いと看破する、非常に勘働きの優れた人です。


そして、独自の文化を形成している惑星の出身者なので、ものすごく出で立ちが奇妙です。奇妙ですが、どこかの野蛮な原住民という感じでは無く、独特だが高度な文化を築いているところの人って感じの高貴さを感じます。


この人と一緒に今後はよろず屋的な課外活動をやることになるそうなので、今後もかなり活躍しそうです。


イラストの人にとっては地味なキャラ造型のつもりらしいですが、どこが!?と言いたいです。


可哀想に。まともじゃない作者とつきあっている内に、まともな神経を失ってしまったのでしょう。むごいことです。



しかしまあ、小さい人間(WORKINIG!の種島先輩の事ではありませんw)の恨みってのは恐ろしいことです。本当のことを指摘しただけで、あんなにブチ切れるなんてね。まあ、ちっぽけな想像力では無理のありすぎる濡れ衣しか考えつかないんで、遅かれ早かれ露見する運命だったとは思うんですが。


また、あの女の子たちもねえ。女人に触れることが戒律のために許されないから相手にしなかっただけなのに、コケにされたとか怒り狂って、集団で戒律を破るよう罠を仕掛けるなんて。もし戒律に触れた行いしたら、15日間断食しなきゃならないってのに。15日だよ?死ぬよ、普通。そもそも人が信念を持って守り抜いてる戒律を破らせようだなんて、まともな人間のすることじゃ無いでしょう?いくら育ちがよくて、きれいな女の子たちでもそういう人間性では願い下げですね。


次はもものきの続編だそうですね。・・・まあそれなりに楽しみです。