来年1月発売予定だった茅田砂胡さんの新刊『レディ・ガンナー外伝 そして四人は東に向かう』が延期になったようですね。


公式ホームページの1月発売予定の中には見当たらなくなっています。いつになるかはまだ未定のようです。

翌月に延期程度ならいいんですが・・・。


それはともかくとして

僕はこのシリーズって、諸国漫遊記みたいだと思ってます。それぞれの国に、いろんなアナザーレイスの方々がいて、それぞれに本人達からすれば切実だが、傍から見れば「何なんだ、それは!?」と思うような問題を「そんな理不尽がまかり通ることは許せません!」と鉄砲をぶっ放すお嬢さん達が解決していく訳だ。彼女はまだ学生だから常に漫遊の旅をしている訳じゃないけど、もう何ヶ所も訪ねている訳だしね。もうなんだかんだで10年は続いているし。


今回は短編集になるという噂ですね。確か雑誌に2度ほど読み切りが載ったことがありましたよね。鳥の人の話と、爬虫類の人たちのお話だったと思います。でも、それだけじゃ1冊にはならないしおそらく書き下ろしているんでしょうが、それが難航しているんでしょうね。


実際、この物語って、一歩間違えれば人種差別的な表現になってしまいかねないような感じもするので、書く側にとっては細心の注意を払って書かなきゃならないんでしょうし。


タイトルの4人ってやっぱりあのダムー・ケイティ・ベラフォード・ヴィンセントのことでしょうね。そしてこの物語では大陸の西がアナザーレイスの住まう土地、東が無形種の土地ってことでしたよね。そうすると、彼らが無形種の土地で仕事をするようになったきっかけの話ってことになるんでしょうかね。でも、それだとキャサリンは登場しないのかも。それはいささか物足りないような・・・。


まあ、刊行がいつになるかは判りませんが、ろくろ首にならない程度に首を長くして待ちましょう。