70番 本山寺

おはようございます

今回のお遍路の締めは70番本山寺

こちらの仁王門は全国でもほかに例のない、どっしりとした構えの八脚門で国指定の重要文化財です

本山寺は「一夜建立」の寺として知られています。

長曾我部元親が讃岐に攻め入った際、本山寺にも軍勢が押し寄せ、当時の住職が兵を押し留めようとして斬られてしまいました。

兵が境内に入ると阿弥陀如来の右手から血が滴り落ちており、驚いた兵が退いた事で本山寺は兵火を免れたと言われています。

弘法大師が刻んだという阿弥陀如来は「太刀受けの弥陀」とも呼ばれ、焼き討ちを逃れた本堂は国宝に指定されています。

本山寺の本尊、馬頭観世音菩薩は四国霊場で唯一の本尊です

なので、この真言もここのみ。

本尊にちなみ、大師堂の隣には実物大の馬の像が2頭立っています。

本堂の前には「みちびき弘法大師」の像が。

平成元年に大修理が終わった大師堂

遠くからでも目立つ本山寺のシンボル、五重塔は平成30年まで修復工事中だそうです。

納経を終え、これでやっと香川県制覇しました

帰りの高速でようやく雨も上がり、正面に見える讃岐富士が綺麗でした