母親の歩き方が危なっかしい。
かなりスローペースだし、もちろん、咄嗟にサッと避けるとかは無理そうだ。
大丈夫なの?と聞くと、膝と腰が痛いと言う。
でも歩かないと弱るからと、無理して歩いているようだ。
痛いのに無理すると良くないんだけど、来週、整形外科に行く予定だから、それまで何を言っても聞かないから、仕方ないか。
そんな状態なのにも関わらず、何とまあ、踏切じゃない線路を渡ったと、嬉しそうに報告して来たのだ。
JRではなく、私鉄の線路で、慣れた地元の人しか通らない道が線路を横切っている。
「通ってはいけません!」ていう看板も設置してあるのに、なんでその足で通るんだよ❗️
理由は、おじさんが通ったから、行けるんだと思ったと。
でも、通ったらいけませんってあったでしょ?
おじさんが通ったから行ってもいいんだと思った。
どうして、自分も行っていいってなる?
ここから言い訳にもならない言い訳の熱弁、力説が始まる。
一生懸命、おじさんの動向の説明をしてくれるが、
これ、全く無駄な時間だわ。
絶対に嘘の話だし。
途中で転んだらおしまいよ?
結構、すんなり、さっさと歩けたよ。
何を言ってるの
ほんと、堂々と嘘言ってくるねー、全く。
これって、高齢者の特徴で済ませていいものなのかな。
認知症の始まりなのか?
あの付近の線路は過去に何回も人身事故が起きているから、ほんとにやめてほしいんだけどな。
わかってくれてなさそうなところが、またわたしも妹もモヤモヤしたまま、スッキリしないんだよな。