黒猫と最後のお別れをするために、県外に住む娘が帰ってきた。
二人で黒猫の話をしながら、泣いたり笑ったりした。
布団や布の物の上におしっこをする、困った猫だったけど、誰にでも愛嬌を振りまく、憎めない奴だったな。
首に包帯を巻かれたのが嫌で、後ろ足で包帯を掻くもんだから、中からワタがはみ出してきて、首の横に付けた白いリボン🎀のようになってて、笑わせてくれた。
包帯を外した後も、喉の切開して気管の管を入れていた姿は、見慣れると、なんだかかわいかった。
最後まで、面白い猫だった。
だから余計に、寂しい😔。
ほんとにさみしいよ、黒猫よー。
まだ、どこからかふっと現れそうな気がすることがある。
そろそろ部屋を片付けないとな。
あの日から、何も変わってないから気持ちもあの日のままなのかもしれないね。
明日は、3台の加湿器を掃除して、お薬や病院のいろいろを片付けよう。
息子も帰ってきて、久しぶりに家族が揃った。
黒猫、君のために、帰ってきてくれたよ。
君はすごい力を持ってたんだね。
今まで、ほんとにありがとう