11月19日  黒猫さんはお空に旅立って行った。


辛い思いをさせてしまったな。

苦しかったかな。

痛かったよね。


あーしとけば、こうしとけば、そんな後悔は何を選択しようが生まれるものだ。


旅立つ日の早朝5時くらいに、荒い息づかいでダンナと私を起こしに来た。


苦しいよ、助けてって言ってたのか、もうそろそろお別れっぽいよっていいにきたのか、それはわからないけど、挨拶にきたような感じがした。


痰を吸い出す小さなホースを少し入れるだけでゴホゴホ咳き込んで、だいぶ詰まってるようだった。


息がこんなに大きくてしんどそうなのに、猫って歩けるんだよね。


人間にはこれは無理だろうな。


病院に連れて行き、酸素室で預かってもらう事になった。


その時、安楽死のお話も相談した。


そしたら、次の日の朝だった。

もうすぐお空に行くから、心配しなくて大丈夫って思ったの?


まだ、お家に帰ってくると思ってたんだよ。


ごめんね。


ただただ、私に覚悟がなかっただけだ。


黒猫を最後までお家の安心した中で過ごさせてあげられなかった。


私のわがままだ。悲しい


ごめんね、黒猫。


こんなに泣いたのはいつぶりだろうか。




2024年 2月 体重の減少が気になり、初めて病院に行った頃の黒猫。


血液検査の結果、全く健康と言われて安心してた。