「自転車の教科書」★★★★☆ | Jiro's memorandum

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泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート

「自転車の教科書」(堂城賢)

 

6月に13年ぶりのトライアスロン完走を果たしたものの、もともと苦手のバイクが輪をかけて不振だったため、先日18年ぶりにロードバイクを買い替え、この機会にロードバイクの研究を真剣にし始めた。

 

この本を読んだり、本書著者が講師の「やまめの座学」のYoutubeや、リュウスケさんその他様々な方のYoutubeを観まくって、ロードバイクに関する情報をシャワーのように浴びていたら、すごく面白くなってきた。

 

今までせっかくロードバイクを持っていたのに、あまりにも無知だった自分が残念でもったいなかったなと思う。

 

 

本書(および「やまめの座学」のYoutube)は、目からうろこの連発だった。もっと早く読むべきだった。ロードバイクの乗り方だけでなく、ランニングや歩き方から日常の生活習慣にいたるまで、好影響が出ている。例えば、食事中など座っているときの姿勢もよくなっている。

 

これからは、バイクの成績は伸びしろしかないのではないか。次回のトライアスロンが楽しみだ。9月の99Tのミドルにエントリーした。

 

 

以下、備忘

 

 

正しい姿勢であることにより、正しい荷重移動が身に付く。

背中まっすぐで歩くと「かかと」「拇指球」「親指」の3点で荷重が移動。

大事なのは後ろ足の荷重がスッと抜けて前に出ること。

 

 

「1時7時」のペダリングは永久にクランクが回る「夢の永久機関」。

無理な力を加えずにいつまでも自然に回る。腿に負荷がかかるのは11時から1時くらいまで。足を下まで踏み込まない。

これが正しいおじぎの姿勢でできている人を横から見ると、自転車に乗っているのに地面を走っているように見える。

 

足が11時から1時にあるときは障害物を乗り越えやすいが、2時以降で踏み込むと前輪は地面に突き刺さろうとする。

 

 

理想に近づくための身体作りのポイント。

①足首を柔らかくする

②背筋を鍛える

③お尻の筋肉を鍛える

④良い心臓と肺を作る

 

 

良い心臓を作る方法は「こまめに止まること」(インターバルトレーニング)。

 


 

 

 

 

 

 

6月の彩の国トライアスロン(ミドル)の結果。バイクは限りなくビリに近い成績。

 

 

ロードバイク3台目となる新たなパートナー、FELTのTTバイク。なるしまフレンドで運命的な出会い。