「生産性」★★★☆☆ | Jiro's memorandum

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泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート

「生産性」というのは、すごくいい言葉だな、と思いました。

「時間や費用の削減」ではなく「効率性」でもなく、「生産性」という考え方を常に持っていようと思います。

 

 

以下、備忘

 

生産性=アウトプット/インプット

労働時間を減らすのではなく、成果を上げるという発想が重要。

 

生産性を上げる方法は改善(インプルーブメント)と革新(イノベーション)の2つ。

発想を変えることで、生産性を革新的に上げる。

 

採用におけるセルフスクリーニング。

いかに多くの応募者を集めるか、ではなく、いかに自社が欲しい応募者だけを集めるか。

「自分には合わない」「自分が求められている」と本人に理解させる。

 

A bad decision is better than no decision

誤った決断でも何も決断しないよりはマシ

最高の判断をするために数ヶ月も考え続け、その間は何も判断しないというのはNG

 

ロールプレイング研修。外資系でよく利用されている。

相手の立場に立てる。座学では得られない体験、気づき。

 

資料作成の前に、まずアウトプットイメージをもつ。

ブランク資料を作り、埋めて行く。ブランク資料は設計図。

闇雲に情報やデータを集めない。必要な情報にフォーカスする。

集めやすい情報ばかり集めても、必ずしも価値のあるアウトプットにならない。

まず質問リストを作るのではなく、ブランクを埋めるために必要な質問を考える。

「とりあえずやってみる分析」も時間ばかり食って成果は少ない。

 

「情報・データ」×「ロジック」で意思決定が可能になる。

意思決定できない(成果が出ない)のは情報が足りないのではなく、ロジックが明確でないということも。

意思決定ロジック・・・こういうデータが出たら、こういう基準になったら、こうする、と決める。