分娩20(たかみ266) | 人生朝露のごとし

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こんばんは。


今日は久しぶりの牛の分娩でした。

朝、牛舎に着いて分娩室で寝ている牛の陰部を確認。

「まだ産みそうにないね」


それから餌を与え始めたら牛は立ち上がっていました。

乳房を見たら凄い張り。

「今日中に産気付くかな?」

と思いながら、ふと視線を尻の方に向けると胎胞がぶら下がってるじゃないですか!!

それでもあまり騒がしい様子を見せないので去年のブログをチェック。


あぁ。

去年もその前も陣痛弱いって書いてるわ(苦笑)

しかも第1破水が後。

内診してみたら案の定、袋は割れてませんでした。

(こういう時にブログの有り難みを感じます)


中で割ってやり潤いを与えてやると落ち込んでた胎児も一気に産道に乗ってくれました。


何度かマッサージしながら胎児の活力をチェック。

その後は順調にお産が進み自然分娩でした。


たかみ266の子(6/25分娩予定)
千尋135-秀菊安-忠富士-福之国(6産目)
34kgのオス
この親牛、4産目でも千尋135を産んでいるんですがその時が48kgとビッグサイズだったので知らず知らずに増し飼いを控えちゃったかな(苦笑)
脚は長いので大きくなってくれるでしょう
こんな場面に出くわすと心臓が止まる思いします。
この親牛、昨年までは凶暴化していたんですが今年は何故か大人しい。
子牛に対してはかなり温厚で落ち着いているので大丈夫でしたが、騒がしい牛だとビックリして踏み殺したりしますからねぇ。

やはり親牛は大人しい牛がいいです。

最後一つだけ。
今日は29日、肉の日
ミヤチクオンラインショップで1日限定で特売やっています。
良ければ牛肉消費にご協力頂けると嬉しい限りです。
※ミヤチクの回し者ではありませんよ~(笑)