仏教は、約2600年前のインドで、釈迦によって始められました。
キリスト教のイエスは大工の息子、イスラム教のマホメッドは貧しい商人だったが、
釈迦は裕福な氏族の王子でした。
ある時、父の王が跡継ぎとして世間を見せておこうと、
4つの門から出して社会を見学させました。
1つ目の門から出ると、「よぼよぼの老人」に、
2つ目の門では「血の気のない顔色で苦しむ病人」に、
3つ目の門では「葬式で運ばれて行く死人」に、
そして、4つ目の門で出会った「修行者」は、
ボサボサの髪で、みすぼらしい恰好なのに、目は生き生き輝いていました。
それを見て釈迦は、
人は修行すれば、あの老人のように生き生き輝く暮らしができると考えて、
皇太子の地位や家族を捨てて、出家して修行しました。
これを、釈迦が出家を決めた「四門出遊」という仏教の始まりです。