2話目も、“LeTAO”になってしまった。
心奪われた、フロマージュ。
バイトの方に何日に来るからと伝え店を後にしたが、お土産にしようと想っていた相手方と逢えなくなってしまった。
このまま、スルーだと嘘をついたようになり、俺の中ではモヤモヤしてしまう。
誤りに行こうか!!
おじさん、寝不足ながら頑張って動く。
今日は二度逢ったバイトの方はおらず、本隊の方が。
まだ、とても若そう。
とりあえずその店員さんに事情を話し、バイトさんに謝ってたと伝えてほしいと告げた。
素敵な笑顔で快く受け取ってくれた。
あら、好印象。
聴けば彼女は北海道出身で、関東方面に来たのはまだ一年ぐらい。
まだまだですと言っていたが…
この前の“フルマージュ”、普通の包丁では上手く切れなかったことを伝えた。
1時間解凍したあとに、切っておけば普通の包丁でも綺麗に切れますとサラッと教えてくれた。
以前対応してくれた、バイトさんも接客は悪く無かったが、ここまで饒舌に話しは聴けなかった。
時はバレンタインを過ぎた、平日の午前中。
他の客はいない。
おしゃべりおじさん、色々と聴いた。
彼女は、1か月サイクルでいろんな催事会場で店長をしている。
先月は大宮、次は水戸に行くと言っていた。
でも、彼女はいろんなとこに行けて楽しいとの回答があった。
嘘は無い。
彼女の笑顔が物語る。
あと二日で終わるので明かしますが、ここは“武蔵小杉の「グランツリー」”。
タワマンの高さに彼女は驚いたそうだ。
そんなこんなでいろんな話しをし、俺がお母さんと同いどしぐらいだと聴いてビックラこいた。
そして、またしても購入。
“Niagara 〜ナイアガラ〜”。
また、どっかで逢おうねと名刺を頂き後にした。
最期まで本当に純粋な笑顔だった。
家に帰り、ナイアガラを冷やし三時間ぐらい待った。