AC東員へ。

 

「人生フルーツ」を観ました。

 

 

幼稚園ごろから小一の12月まで高蔵寺ニュータウンの藤山台に住んでいたので、この映画はぜひ観なければと。

 

タイムスリップだとか特殊能力だとかクリーチャーとかの売れる要素が全く出てこない、淡々と日常を切り取っただけの作品。(そういえばこの頃の邦画作品、やたらとタイムスリップ、タイムリープでうんざりです。)

 

もちろん、この「人生フルーツ」はドキュメンタリーなので、当たり前の話なんですが…。

 

 

あれっ?「この世界の片隅に」に通ずるものがありますね。

 

そういえば、この映画もじわじわ口コミでヒットしているんですよね。

 

28年3月末をもって一度退職をし、この1年間のんびり、ゆったりと実にたくさんの映画を観ることができました。

 

もしかして、「この世界の片隅に」を抜いて、今年観た映画ベスト1にしてもいいかもというくらいなんか心が動かされる作品でした。

 

もちろん、楽しい、面白い、ワクワクドキドキする、ぞっとするとそれぞれのジャンルの作品には楽しみ方があるのですが、「あー面白かった」で終わるのとは違う映画の観方を久しぶりに思い出しました。

 

お客さんの年齢層は他の映画に比べて随分高いものになるのは仕方がないのですが、30代、40代くらいの人にも観てほしい作品でした。