3月23日に参議院にて来年度予算が可決されました。

高齢化による社会保障費の増加や物価高の影響もあり、予算額が過去最大になるのは至極当たりでしょう。

 

個人的には防衛費が前年度比で126.3%となり2027年度には10兆円規模になる予定なのでうれしいことではありますが、近年の戦闘機、護衛艦などは昔に比べ性能がかなり上がった分、値段もかなり高額になったので金銭的に余裕を得ることができる状況とは程遠いです。

 

10兆円規模では難しいですが、防衛費の一部を大学や民間研究所の研究費に充ててデュアルユースで研究を行うべきです。

現在の技術発展はものすごい速度で行われており、官と民で分けてては他国に勝つことは難しいです。

 

米国政府が民家企業であるspace Xに莫大な投資をおこないドラゴン宇宙船が運用できる状態まで仕上げたからこそ、ウクライナ戦争下においてもロシアのソユーズに頼ることなく、自国で宇宙へ人や物を輸送できる。それが重要なのです。

 

そのことからいくと、いかなる有事に備えて日本の技術力を高めておくことが防衛力強化にもつながるということです。

 

写真出典:航空自衛隊 ホームページ

https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/sentouki/F-2/index.html