昨日EUにおいて2035年以降もエンジン車を一部容認する関係法案を可決しました。

欧米各国ではエンジン車をすべて禁止して、EV車に移行するという流れが強かったです。

 

しかしよく考えてみてください、EV車が利用する電力はどういう方法で発電されているのか、火力発電だったらEV車はガソリン車とタイミングが違えどCO2を排出することになります。

 

またEV車が搭載するバッテリーは放電するため、走行せずともただ置いとけば電力を消費します。

 

さらにはフィンランドではEV車の普及が進んだものの充電インフラがそれに追いつかず、充電をするまでに待つこともあるそうです。

 

立往生のときガソリン車であればガソリンを携行缶なりで補給を行えば、すぐに車を移動させたり、エアコンを使うことができます。しかしEV車は充電するのに時間は要するは、大きな専用車を用意する必要があるため降雪地域では向いていません。

 

今私たちが考えるべきことは全ての車をEV車にすることではなく、使用する場所や用途に合わせてガソリン車、EV車、水素自動車を選びエネルギーのベストミックスを選ぶことです。