「怒りを覚えたらチャンス!」

何のチャンスかといえば、精神的な成長。

私が願ってやまないのは、自分自身の精神的な成長。

だから、「チャンス」しかも「絶好」の。

 

ここまで書いて、こんなことを書くようになった自分が面白すぎて笑う。

あんなに怒りに打ち震え、どうしようもないどす黒い闇の感情を持て余し、爆発させ周囲を険悪にしていたのに。

まあ、そんなところからよくここまできたものだ(笑)

よくやった私!(爆)

 

認知症両親の在宅介護をしていたころ。

私は怒りの塊だった(笑)

思わず(笑)と書いてしまったが、今はそんな自分が滑稽で愛おしく感じられるから。

当時、私は「怒り」に翻弄され、無駄にストレスを過重していた。

 

怒りの悪循環は、怒りが怒りを呼び、我を忘れ、他責にして深い沼に落ちること。

怒りを好循環にするには、怒りの奥底にある自分の本当の気持ちに気づいてあげること。

 

本当の気持ちは厳重に何層にも何十層にもいろいろな怒りで誤魔化しコーティングされている。

怒りは、自分を守るために、自分が自分についた嘘、本当の感情の誤魔化し、自己の正当化。

 

本当の本当は深い悲しみだったりする。

その悲しみを埋めるために、妬んだり、恨んだり、怒りに変え、悲しみにとどまる恐怖から逃れようとする。

前に進みたくて怒りを原動力にする。

悪くはないが辛くなる。

辛くて狂う、病む。

 

根本的な悲しみは、今となっては、どうだろう?

その悲しみは今も必要だろうか?

むしろ障害になっていないだろうか?

こんなふうに私は怒りを掘り下げ向き合っている。

 

それで怒りの本質の感情までたどり着き、本当はどうだったら良かったのか?を知り、それを今経験できるカタチで体感する。

 

簡単に書けば、「怒りの根本の感情を癒す」。

癒されると、怒りは解放され、すうっと軽くなる。

その軽さ、心地よさは、檻から解放され自由を取り戻した感じ。

 

それは、人と自分の「違い」を深いところで認め許すことにつながる。

すると、優しさやしなやかさが深まる。

自分にも人にも生き物にもモノにも。

 

「怒り」の根本の感情を知り、癒すと、生きやすくなる。

気持ちにゆとりが生まれる。

どんなこともあるがままに受け入れ受け流す穏やかさがうまれる。

それぞれがそのままにあることを尊重できる器量があがる。

 

目の前にあるしあわせにどんどん気づけるようになる。

自然と感謝の気持ちがあふれてくる。

「ありがたいな」「しあわせだな」

それが本当に心地よい。

 

「怒りを覚えたらチャンス」

しあわせに気づくチャンス。

たくさんの今のしあわせに気づける才能が磨かれることは成長の証。

 

今がしあわせに思えない人は、自分の「怒り」を紐解いてみてはいかがだろうか?

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松元佳子

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